例年になく早い梅雨入りでしたが、今朝の大阪は青空が広がり、ツバメが気持ちよさそうに飛び交っています。
皆さまにはお元氣にお過ごしでしょうか。
ふと周りを見回せば、季節の花も進み、心を照らしてくれているようです。
コロナ関連のニュースでざわめいていますが、せめて自分の心の中は穏やかに過ごしたいものですね。
さて今月は、この季節に甘い香りで癒やしてくれるクチナシについてお伝えします。
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今年は植物の力を、少し違う角度から皆さまにお伝えすべく、「花言葉」や「誕生花」を追いかけています。
季節を感じつつ、身近に咲く花々を楽しんでいただければ幸いです。
(『花言葉・花贈り』『花言葉「花図鑑」』他、引用・参照)
■6月:クチナシ■
クチナシの花言葉は「とても幸せです」「喜びを運ぶ」「洗練」「優雅」です。
英語の花言葉は「I'm too happy(私はとても幸せです)」「transport of joy(喜びを運ぶ)」です。
初夏の花(最盛期は6月)で、花色は白。
クチナシは5月6日、6月7日、6月30日、7月7日の誕生花です。
花名のクチナシの由来は諸説あり、果実が熟しても割れないことから「口無し」がその語源であるともいわれます。
英語ではその香りから「Cape jasmine(ケープ・ジャスミン)」と呼ばれています。ケープはアフリカ大陸の南端にある喜望峰(Cape of Good Hope)を指します。
また、属名から「Gardenia(ガーデニア)」とも呼ばれます。
初夏の風に乗って漂うクチナシの甘い香り。花言葉の「喜びを運ぶ」はその香りに由来するといわれます。
「とても幸せです」の花言葉は、アメリカで女性をダンスパーティーに誘うときにクチナシの花を贈ることから、誘われた女性の気持ちを表しているともいわれます。
胸に飾る花の代表格といえばカトレアとクチナシで、「ランの女王」とも呼ばれるカトレアはとても高価な花ですが、クチナシは価格も手頃です。
アメリカのエチケット本では、若い男性が女性をダンスパーティーに誘うときには、胸飾り用にクチナシの花を贈るといいとアドバイスしているそうですよ。
乾燥させたクチナシの果実は、古くから黄色の着色料として利用されてきました。発酵させることで青色の着色料にもなります。
繊維を染めたり、たくあんや栗きんとんなどの食品を黄色に染めたりするのに用いられます。
ちなみに、クチナシの果実は山梔子(さんしし)と呼ばる生薬の一つです。漢方では、消炎、解熱、鎮痛薬などとして配合されるそうです。
昔から身近で使われていたものなのですね。
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先月はジャーマンアイリスの香りに癒やされましたが、今月はクチナシの香りに癒やされています。
五感の中でも嗅覚=香りは、脳に直接届くダイレクトな感覚です。
どうぞ花の香りに癒やされながら、「喜び」や「幸せ」を感じて、お元氣にお過ごしくださいませ。
皆さまにお会いできることを心より楽しみに、ご連絡をお待ちしています。
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麻野由佳(yuka-asano@mui.biglobe.ne.jp)
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