またYouTubeの話題で恐縮です。
先日、女性の独唱を聴いていました。
佐藤しのぶは素晴らしかったなぁなどと思っていましたが、
YouTubeはアトランダムに曲が出て来ます。
讃美歌になって、何気なく歌手の名前を見て驚きました。
秋本悠希さんと言うメゾソプラノの歌手でした。
僕は2度ほど彼女と会った事があります。
彼女は僕の事を覚えていないような気がしますが。
以前からお付き合い下さっている方はご記憶があるかも知れませんが、
栃木県では、コンセールマロニエと名付けた新人音楽コンクールを実施しています。
栃木県の外郭団体である、公益財団法人とちぎ未来づくり財団が主催するもので、
声楽、弦楽器、ピアノ、管楽器の部門ごとにコンクールを行い、
優勝者には、賞金100万円が贈呈されます。
出演する人は県内に限りませんので、中々県内出身者が優勝するのは希ですが、
例えば、宇都宮市出身のチェロの宮田大さんは2002年に弦楽器部門で優勝し、
第9回ロストロポーヴィチ・チェロコンクールで日本人として初めて優勝し、
現在は世界的に活躍しています。
2012年10月27日の第17回のコンセールマロニエの声楽部門で
優勝したのが秋本さんでした。
当時は、僕は現職でしたが、仕事の関係で出席していました。
声楽部門の6人全てが女性で、5人はソプラノでしたが、
秋本さんだけがメゾソプラノでした。
僕は素人ですから歌唱の良し悪しは分かりませんが、
音程がしっかりして、上手いなぁと感じました。
コンクールの結果が出て、その後のレセプションで彼女と話す機会がありました。
舞台の上では立派に堂々と歌われましたが、
僕と話をしたのは、20代前半の若いお嬢さんで、
その差の大きさが印象に残りました。
彼女は確か東京芸大の大学院生だったと思います。
その後2015年11月23日に、
コンセールマロニエの20周年を祝うコンサートがあり、
多くの優勝者の中で彼女も招かれていて、少しだけ話をしました。
その秋本さんの歌をまた聴くことが出来て良かったです。
彼女は、その後日本の若手音楽家の登龍門として知られる、
日本音楽コンクールで、優秀な成績を収めて、イギリスに留学したようです。
最初にお会いした時に、綺麗なお嬢さんだと思いましたが、
年と共に、臈長けて美しい女性になったように感じました。
これから時々彼女の歌を聴いていこうと思いました。
この新型コロナウイルスの中で、活動の場が制限されているからなのでしょうか、
声楽曲に限らずに多くの歌を歌ってYouTubeにアップしていました。
最初に聴いた讃美歌312番「いつくしみ深き」のアドレスを貼っておきますので、
宜しければお聴きになって下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=Cvixv0uYn1k
明日と明後日は、それぞれ所用のため日記などを休ませて頂きます。
お含みおき下さい。
【今日の一句】
巧みです 人を欺く その手口
色々な詐欺には気をつけましょう。
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