2021-05-29　自宅にてサッポロ一番ごま味しょうゆまぜそば」

　先週、スーパーで一つ48円で投げ売りされていた。サンヨー食品の「サッポロ一番　ごま味しょうゆまぜそば　辛口オイスター味」。
　投げ売りされるくらいだから、どうせ一般受けしない変な味なんだろうな、と思いつつ、怖いもの食べたさで１袋購入していた。
　折角なので、近所のまぜそば専門店「花道」のビジュアルに近づけてやろうと発起。スーパーでニラとバラ肉のチャーシューを購入。
　ニラを1センチ程度の幅で3本ほど刻む。タマネギも8ミリ程度に細かく角切り。チャーシューは2センチ幅でざっくりと切った。ネギと冷蔵庫から瓶入りの桃屋の刻みニンニクと、山椒のラー油を取り出す。ついでにチューブ入りのおろし生姜も。
　袋裏の説明とおり、粉スープと調味油を丼に入れ、15ccの湯をスプーンで入れて混ぜてタレを入れる。2分ゆでた面を丼に入れ、上にニラ、玉ねぎ、長ネギ、チャーシュー、刻みニンニクを形を多少良く載せ、おろし生姜を多めに添えて、残っていた鰹節粉を振りかける。　　　
　最後に卵黄を載せて完成。多少バランスは悪いが、それらしい「まぜそば」が完成した。
　折角だからと写真を撮ってから、いざ、いただきます。
　よく混ぜてみるが、案外ニラやタマネギがうまく混ざらず丼の底へと落ちて行ってしまう。それでも何度もかき混ぜてから口へ運ぶと、これが案外美味い。結構、専門店で食べる味に近づいているので驚いた。流石に麺はインスタントの中太縮れ麺なのはご愛敬で致し方ないが、タレの味をここまで本格的にできているのが凄い技術力だと感じた。
　トッピングに凝ってしまったので、チープ感は余りないが、このまぜそばのトッピングが付属の胡麻だけでは物悲しすぎるので、絶対にこれくらいこだわってトッピングした方が良い。トッピングにはあと天かすが合うかもしれない。
　意外な美味しさに集中して食べてしまったが、まぜそばアルアルで、最後にはタレにまみれたトッピング材が残ってしまった。少々迷ったが、一緒に食べていたお握りを投入。お握りは野菜等を混ぜ込んだものなので少し心配したが、タレの味が全てを取り込んでくれたので、これまた美味しくいただけた。
　48円の価格としては嬉しい方向へ大きく外れた良い商品だった。また追い買いしておこう。ご馳走様。