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2021年05月30日07:07

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エルゴランの野望(5)

(巨大生物VS聖獣セルビア)

 巨大生物は、姿を消したのを確認した政府は、少女の事を公表すべきかどうか、迷っていた。

これが公になれば、自分達の立場が危うくなる事は避けられない。

だが、今のこの状態をどうにかするには、あの生物を悪者にしなければならないのだ。

その為には、名前が必要だったのだ。

そこで政府は巨大生物の名前を考エルのを市民に任せようと思ったのだが、あの巨大生物は、市民ににとっては、一番思い出したくない。
と言われ、結局自分達で考えるしかなかった。

そして、その時、またのあの巨大生物が出現した。

仕方なく政府は、その巨大生物を、アルマゲドンと命名した

そして、そのアルマゲドンは、完全に地上に適した形になっており、更には炎の武器まで持ってしまった。

このままでは日本は終わってしまうどころか、自分達の立場まで危なくなるのだ。

それだけは避けたい。

すると、今度は別の情報で、あの聖獣が逃げたという一報が入った。

これには皆焦った。アルマゲドンだけでも手一杯なのに、この上あいつまで逃げるとはと思ったが、政府の1人がこう言った。
「良いチャンスではありませんが。アルマゲドンとあの聖獣確か名前は……まあ良いでしょう。あの2体を戦わせ、共倒れになってくれれば、我々は何も悪くなくなるのですから」
この発言には、皆が頷いた。

そこで、少女を解放し、ペンダントを返すと、彼女は声を発しなかったのに、突然話始めたのだ。
「セルビア。今こそ汝の力を貸しておくれ。今この場を破壊しようとしているその者を倒して!」
と言う声と共に、セルビアと呼ばれたそれは、姿を変え、真っ白な精油御風のドラゴンの羽に鹿の様な胴体を持っている別の姿に変異したのだ。

そして、ついに2体の戦いが始まった。
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