mixiユーザー(id:346056)

2021年05月29日19:40

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最近読んだマンガ。

【マンガ駄話・1】

『葬送のフリーレン』4巻までたどり着いた。

長寿なエルフのフリーレンが、パーティを組んでいた勇者(こちらは人間)の死後、旅に出るお話。

じつは1巻目だと、『ダンジョン飯』の、こちらもエルフで長寿なマルシルのその後(現在、長寿の悩みから、マルシルの闇落ちフラグが立っている??)みたいな話を、わりあい穏便にやっているやつかな…と思っていた。

2巻以降、シュタルクが登場してから、コメディ要素が強まって読みやすくなった。

雑な認識だけど、「なろう系」とか「異世界転生もの」が出てくる前の、2000年代あたりのラノベが好きなら…ぜひお薦めしたい雰囲気。
魔法描写は結構凝っている。それでいて、会話のやりとりが笑えてしまう。

ほか、魔法がバトルだけでなく、生活に密着した物も多いので、『アトリエシリーズ』ものにもオススメしたい。

ちなみに、私にはフリーレンの声が釘宮理恵の声で再生されているんだけど、異論などあります??

【マンガ駄話・2】

『チ。―地球の運動について―』は、2巻まで到達。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08P5GG18C?storeType=ebooks&ref_=msw_c_B08YJFBZ8C_rwt_hgbx_mbtp_dbs_mng_calw_2_img
つい作者の名前を「はも」と読んでしまう。

うっすら核心に触れるけど…。あ、これ、構造がよしながふみの『大奥』みたいだな?と思った。

どちらも、ひとりの人間が主人公でなく、何か大きなものが「主体」であり、主人公のように見えても、あっけなく消えてしまい、別の主人公が出てきて「主体」のために動く、という作りになっているので。

『大奥』の「江戸幕府」は、まあ、主人公たちにとっては生まれつきのさだめだったり、愛した人のため、守るべきものだったりするんだけど。

『チ』の場合、「地動説」に主人公たちが事故のようにかかわってしまうことで生まれるドラマなのね。

このタイプ、おもしろいし、ロマンもあるけど、ほんと、どんないいキャラでもあっさり死ぬので、今流行りの「推し」が作りづらいのが難点かも…。
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