mixiユーザー(id:2266891)

2021年05月28日11:34

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演奏される機会が少ない 未来のクラシック音楽になれるか?

 前にも書いたと思いますが、現代音楽というのは、簡単に言えば、
「第二次世界大戦後に作曲された、芸術音楽(クラシック音楽)」
 のことですが、この現代音楽、
「リズムもメロディーもハーモニーもない」
 ものが多いんですよ。
 今もクラシック音楽は、頻繁に演奏されてはいますが、大部分はベートーヴェンだ、ハイドンだ、ドヴォルザークだというように、主に旧作ばかりで、第二次世界大戦後に作曲された現代音楽は、演奏される機会が少ないのです。
 演奏されることが少ないのは、やはりリズムもメロディーもハーモニーもないから、普通の人達にはわかりにくい。
 ということです。もっとも、現代音楽の全てが、難解というわけではないのですが……。

 でも、現代音楽を作曲している人は、
・これは芸術音楽なのだから、大衆に受けなくてもいい
・メロディーもリズムもハーモニーもなくていい
 と考えていて、百人いたら多くても五人くらいの人、いや、一人だけが、わかってくれればいいと考えている人が少なくないと思います。
 でも、こういった態度が、現代音楽を難解で理解不能な物にして、限られた人間だけが、現代音楽を楽しんでいるという現状になっている(その極北が4分33秒)。
 それに現代音楽は、初演されれば、それっきり演奏されない曲も多いと聞きます。この中で、未来のクラシック音楽になる曲は、出てくるのでしょうか。

 未来のクラシックは、もしかすると、この手の現代音楽ではなく、ビートルズとかローリングストーンズなどの大衆音楽(ロックやポップミュージックなど)が、未来のクラシックになる可能性の方が高いような気がする。
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