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2021年05月22日08:31

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或る事例:出た後の居場所をつくること

本当の問題は、出た後の、居場所が無いことなんだろう。
 
こういう履歴があるということは、
社会で仕事をしていくスキルを身につけることなく、10代を過ごしたということ。
もちろん、そういう教育を厚生施設でするということだろうけど、
いわゆる、学歴があるわけではない。 

そういう子たちの、出てからの受け入れ先がなければ、再犯に向かってしまっても不思議じゃない。でも。。。そこは、どんな国も難しいんだろう。

昔、仕事先の取引先業者の中に、
とっても良い方がいらした。いわゆるガテン系の職種だけど、「おやじさん」は若い職人さんを何人も抱えて仕事をしていらした。
聞くと。。。
その方は、世間を騒がせた或る少年事件に関係した子を、とっても親身に世話をしているんだとか。「おやじさん」の人柄も目の前にすると、何か分かる気がして、暖かい気持ちになった。

ところが、それからまもなく、
その少年事件に関わった子達の、再犯のニュースが流れた。
その子も入っていた。
「おやじさん」は、本当に、側が見るのも辛いほど、落ち込んでしまっていたと。 


世間は甘くないんだろう。
たぶん、おやじさんが世話をしていた子は、きっと、誰かに誘われたんだろう。
そして、誘って来た子には、「おやじさん」みたいな暖かい人はいなかったんだろう。
 
この問題、
どうすれば良いのか。
ネットの世界は、暴言や罵倒がベースになっているけれど、
もし、私たちが、少しでも良識を持っているなら、
そういう暴言や罵倒を減らす努力をしたいと思う。
わたしには、おやじさんのような、力は無いから、せめて。





■少年院教育、漏れる若者=「再犯」懸念の声も―法務省は対策模索
(時事通信社 - 05月22日 07:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6526838
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