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2021年05月16日13:39

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正義の暴走

※文章には、本来であれば不適切ではないかと思われる文章もありますが、この問題を考えるのに必要と思い、敢えて書きました。

 以前週刊ポストの記事で、「韓国人は、成人の半分が憤怒調節障害」と書いていましたが、これは韓国の精神医学会の発表を引用しているのだから、これは韓国社会の問題点の事実を指摘していることになりますが、日本のメディアや自称リベラルは、
「韓国人差別だ」
 と言っています。たとえ事実であっても、韓国に否定的な意見を封殺しようとしているのが、日本のメディア。これはれっきとした言論弾圧です。
 その反面、メディアは、韓国人が言う「ウェノム」「チョッパリ」といった日本人に対する差別語に対しては、何も言いません。日本人が韓国人に対して、
「チョン」
 と言ったら、韓国人差別だと言うのに。

 普段から、
「あらゆる差別を許さない」
 と言っているのに、
「韓国人差別は許さないが、日本人差別は許す」
 というメディアや自称リベラルの態度は、客観的に見れば完全に矛盾していますが、かれ等は、全く矛盾していると思っていません。なぜならかれ等は、
「我々が絶対正しく、間違いは絶対犯さない。間違っていたら、相手が悪い。我々と違う考えの人間は悪党。我々は悪を退治する正義の味方」
 と考えているからです。

 正義というのは、確かに必要なことです。でも一つ間違えると、暴走の原因になります。
 スターリンの大粛清 毛沢東や紅衛兵がおこなった文化大革命 ポルポト率いるクメールルージュなどは、かれ等は些細なことで自国民を投獄し、死刑にした。しかし、かれ等は悪気があっておこなったのではなく、自分達の正義からの行動なのです。
 かれ等は「正義」を大義名分にしているので、正義が暴走している場合、普通であれば気がつく、言動の矛盾に気がつかないし、倫理観も失うので、異なる意見に対して不寛容になり、罵倒をおこない、時には殺害することも正しいと思っているのです。
 なぜなら、自分達こそが絶対の正義だから。


 この文を書いていて、ぼくは、”ドラえもん ご先祖さまがんばれ”でのドラえもんの台詞、
「どっちも、自分が正しいと思ってるよ。戦争なんて、そんなもんだよ」 
 というのを思い出しました。
 やっぱり、ぼくにはぼくの正義があり、相手には相手の正義があります。でも、こういった正義という名の暴走は、誰もが起こす可能性があります。人間は、感情の動物なのですから。そしてこれは、ぼくも例外ではありません。
 だから、このような暴走を起こさないためには、やはり頭に血がのぼる前に、常に冷静になって考察する必要があります。そして事実を淡々と書くことが大事だと考えているので、ぼくも暴走しないように、心がけていきたいです。
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