mixiユーザー(id:1417947)

2021年05月14日18:20

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市長のワクチン接種・・・

 ここのところ、全国的に市長とか町長が、
 ワクチンの接種を受けたとの話がニュースになっています。
 接種に至った経緯は、それぞれの市町村で違うのでしょうが、
 高齢者なり医療従事者などの分を削って、優先的に受けたと言う事でもなさそうです。
 栃木県内でも、今朝の下野新聞には、大田原市の市長と副市長が、
 集団接種のキャンセル分の中から接種したと報じられています。
 また茨城県の城里町では、医療従事者のキャンセル分を
 町長や副町長など9名に接種したとも報じられていました。
 マスコミがこのような接種を取り上げるのは、
 多分に否定的なニュアンスが込められているような感じがします。
 実際、怒っている住民の様子を流したニュースもありましたが、
 そんなに問題なのかなぁと思っています。

 現在使われているファイザー製のワクチンは、接種期限が短くキャンセルが出ると、
 無駄になる可能性があります。
 廃棄したとなると、これもニュースになったりしています。
 神戸市では960回分が温度管理を誤って廃棄したとのニュースもありましたが、
 これより誰かの接種に回した方が良いと思います。

 市町村長は、新型コロナウイルス対策の最前線で指揮すべき人ですから、
 ワクチンを接種して、後顧の憂いなくコロナ対策に当たる事も妥当な気がしています。
 それでなくても、政府から7月末までには、接種を完了するよう、
 かなり強い締め付けがあるようなので、コロナに罹ってもいられないでしょう。

 こうした接種に批判が起こるのは、
 一般の高齢者が接種を希望しても予約が出来ないと言う事があるのかも知れません。
 何回電話をしても繋がらないとの話を街の中でよく聞きます。
 ネットが使えない高齢者も多いので、電話に頼らざるを得ないのでしょうが、
 こうした状況が分からずに制度設計したような感じがして、
 相変わらず国の役人は国民の状況が分かっていないなぁと思います。

 政府は今日、感染が拡大している北海道、岡山県、広島県に
 緊急事態宣言を発令しました。
 これらの道県に対しては、当初は、蔓延防止等重点措置の方針でしたが、
 専門家らで構成する新型コロナウイルス感染症の基本的対処方針分科会内で、
 異論が続出したため、急遽まん防から緊急事態宣言に差し替えたとの事です。
 ようやく分科会が政府の方針の追認機関から脱したと言う事なのでしょうか?
 あるいは、たまに分科会の顔を立てようとの政治的な判断だったのでしょうか?
 ともかく、政府の認識と専門家の間に認識のギャップがあるようです。
 3道県の外、群馬、石川、熊本の3県に蔓延防止等重点措置を適用するとの事です。
 これで感染の拡大が止まれば良いですが、どうなるでしょうね。


【今日の一句】
 同じだよ 俺の彼女と 彼の妻


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