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2021年05月10日18:13

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オーマイゴッド 〜神への訴状〜(OMG Oh My God!)

 ムンバイで神像を扱うお店を経営するカーンジーは無神論者。ある日、地震でお店が倒壊するが、天災は保険対象外。怒ったカーンジーは神様を訴えることに...!?

 出演:アクシャイ・クマール、パレッシュ・ラワル、ミトゥン・チャクラバルティー(Netflix ウェブサイトより)





<2019年4月21日 Netflix鑑賞>

 主人公のおじさん、ムンバイで神像を売っていて”神様がどれほど尊いか”みたいなことを客に説いてるくせに、自分は無神論者だなんてヒドすぎる。きっと売ってる神像もハッタリだ。そんなこんなで、クリシュナという神様の生誕祭を邪魔してしまい、ある日バチが当たります。なんと、地震でお店が倒壊してしまうのですが、被害は自分だけだったのです!周りの店はなんともない。早速保険会社に連絡すると「地震は天災だから免責。神の仕業ですからね〜」と言われてしまいます。なら、仕方がない。神様を訴えよう、そんな映画です。
 
 荒唐無稽すぎる(笑)。神様を訴えたところで、誰にお金もらうんですか、って感じなんですが、そこはそれ、宗教を重んじるインドですから、日本と考え方が根本的に違うのでしょうね。

 現実的には、弁護士の助言に従って、主だった宗教団体に質問状を送ります。この辺の展開は「PK」みたいです。神様って、一杯いますからね、それぞれどう対応するのかってことなんでしょうね。この団体の代表たち、要するに”えらい僧”たちが胡散臭すぎる。キョンシーみたいなおじさんもいました。団体とは別に、スターのアクシェイ・クマールがクリシュナ役で出てました。その設定どおりに横笛を吹いたりブランコに乗ってたりする神様なのですが、独特過ぎて日本人の私にはあんまり理解できませんでした。なんでこんなにリアルな神様??

 お寺(?)に入れなくて、前で物乞いしている貧民がいるのに、拝むためとはいえ下水にミルクを流すことを批判するシーンもありました。それは大いに賛成します、その通りです。これも「PK」にあったかも。記憶は定かではありませんが。

 しかしながら、映画ですし、インドでは宗教は崇めるものだからか、とことんあくどいヤツはいなくて、ソフトな着地でした。ちなみに「PK」は2014年、こちら「ОМG」は2012年の作品だそうです。

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