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2021年05月09日12:00

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2020-05-08 バーミヤン(各務原市)

 家族で昼食を外でとなり、何にしようかとなった時は絶対に纏まらない。
 特に長女は食の好みが激しく、「何でも良い」と口では言いつつ海鮮が駄目。従って寿司系はまず除外されてしまう。何より、あの「やよい軒」を提案しても、「特に食べたいものが無い」という。唯一、行きたいといったのが焼肉店。連休の終わった土曜日のしかも昼間に食べ放題とは言え、一人3,000円近い価格は正直家計に痛いので却下。
 次女の提案でもう、中華としたが、じゃあ、私の好きな「餃子の王将」などというのは当然「店が汚そうだから嫌」。実際汚くも何ともないのに「店員が大声出して、客で混んでいる店」は「床やテーブルが油でペトペトしてそうで、嫌」とのこと。
 仕方なしにもう「バーミヤン」。この店も「餃子の王将」と大して変わらない清潔度だと思うのだが。
 そんなわけで「バーミヤン」。麺を食べたいと思っていた自分は普段はこういったファミレスに近い店でのフェア等には興味無いのだが、今回「ビャンビャン麺」というのが一推しで出ていたので、興味が湧いてメニューの写真を見ると、きし麺見たいな麺の混ぜそばだ。
 漢字で書いてあると「ビャンビャン」とは偉く難しい字で、恐らく中国文字だと思う。「竈」という字を更に複雑にして複数組み合わせているのでとてもPCの変換では出てこないと思う。
 面白そうなので注文し、別途注文した焼餃子をつまみ、ノンアルコールビールを呑んで待っていると、大皿に載った、一見パスタのような(そういえば、パスタにもこういった平たい、きし麺のようなのが有ったと記憶)見かけの料理が到着。
 麺を観ようと箸を差し込んで持ち上げようとすると、やけに固い。固りになっているような感じを受ける。作って時間が経っているのかと思う程。
 それでも箸でそっとかき回しているとなんとか解れてきたので持ち上げてみると、やはり幅広の、きし麺に近い幅。かん水が入っているので中華麺だが、入っていなければホントにきし麺。
 付属の小皿に何かオレンジ色のパウダー。少し舐めてみるとシビレたような感じがするので、恐らく花椒か。少しだけ掛けることにした。
 よくかき混ぜると、作り置きではなくて出来立てなのが解る程湯気が出て暖かい。混ぜそばなので味が混ざるよう、よくかき混ぜる。
 食べてみるとビラビラとした食感が面白く、それでいてモッチリした食感で噛み応えも充分。具材の賽の目切りのチャーシューが食感に変化をもたらしていて、これは普通の麺を使用した混ぜそばより美味いと思った。
 ただし、全体的に味が酷く薄くて、普通の混ぜそばの甘辛い味を想像していたら思い切り外された。ほのかに醤の味と後は花椒のシビレ感で食べ進めるが、余りに物足りないので半分ほど食べたから、塩を酢を持って来て掛けまわして食べた。この辺りなんとかして欲しいな。
 酢を掛けたせいかサッパリした味となり、それなりに食べられたので良しとした。全体の食感はとても良いのだが、味付けが自分には合わなかったな、という印象。もうちょっと濃い味付けで食べたかった。ご馳走様。
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