情報の捉え方。

コロナは、ただの風邪！

これは、ある意味正しい情報です。

コロナは、死に至る病！！

これも、正しい情報です。

先日コロナに感染した知人が社会復帰をしてきました。
当人曰く、何処で感染したか分からないとの事ですが、日頃の言動から、バーだろうと思っています。
年齢も若く体力もあり、発熱があったので、PCR検査を受けたところ陽性。
ただ、症状が軽かったため、隔離療養で特段の治療を受けることは無かったそうです。
こういう人からすれば、単なる風邪なんですよね。
ですが、体力が無い人は、若くても重篤化してしまうわけです。
問題は、こういう二面性のある話に対して一方の情報しか流さない事にあるのではありませんかね？

先日、無症状感染者の感染力という話がありました。
約半数の方は、ほぼ感染力が無いと言っても差支えが無いようで、約25％程の人は、コーヒーカップ一杯分の唾液が無いと感染させられないとの事で、事実上感染者にはなりえないわけです。
その一方で、同じ時位の約25％の人は、ミストの量でも感染させてしまい、同じく約25％の人は、スポイト1滴の量で感染させてしまうそうです。
体力のある無症状感染者の場合、症状も出ないわけですが、体内の保菌量によっては、会話を伴う会食で飛ばしてしまう飛沫や、会話で発生する息でも感染させてしまうわけですよ。

そういった状況の中で、「自粛疲れ」という言葉が飛び交うわけですが、正気？と思ってしまうわけです。

先日、誘われた飲み会を断れず感染した女性の話が出ていて、被害者のような話をしていましたが、被害者は、医者でしょ？と思ってしまうわけです。
医療関係者だけではなく、自粛に協力しているすべての方々が被害者で、飲み会や、要請に従わない行為で感染した方々はすべからく加害者だと思うんですよね。
人によっては、本当にただの風邪だったりするわけですが、そういう方々が自由を謳歌した結果、経済が疲弊し、体力の無い方や持病のある方々が重い症状を訴える事になっているわけですよね。

自分に都合の良い情報だけが世の中というわけでは無いわけですよ。
変異種は感染力が強く、重篤化しやすいと言う話もあります。
恐らくそれとても、発症しない人も居ると思うんですよ。

ここまでくると、最早小学校の道徳の授業レベルの話だと思うんですよね。

自分だけ良ければ良いと皆が考えたらどうなりますか？

という話ですよね。
その結果が今の状況なのではありませんかね。

ただ、この自分「だけ」も使い方が昔と様変わりしている気がします。
昔は、この「自分だけ」は利己的な意味合いで使われていたのですが、今は、何て言うのか、全体主義的に使われているのではありませんかね？

自分だけがやっているわけではない。

という否定的な意味合いに置く事で、自分一人だけではないという使われ方。
何かに似ているなと考えていたのですが、昨今の方々の言い訳で、

間違ってない

という主張。
正しく無いわけですから、二択なら間違いのはずが、そういう解釈もできなくもないという話から、どういうわけか強気な態度で、間違っていません！と主張するわけです。
正しいのなら、

正しいです！

と言えば良いのに、正しいとは言い難いので間違っていないという中途半端な言葉を使うわけです。
ですが、正しく無いわけですから、間違っていない事の積み重ねで、何時かは大きな間違いをしてしまうと思うわけです。

自分だけじゃない！

と言う方々は、どういうわけか、自分がしているにも関わらず、第三者的な立ち位置にたとうとしているのではありませんかね？
確かに自分一人だけでは無いのでしょうし、複数の人がやっているのかも知れませんが、自分もやっているわけですよね。
なら、問題行動だと言われている行動を取っているのであれば、何の免罪符にもならないと思うんですよ。
小学校の頃、

皆が持っている。
皆がやっている。

という言い訳を耳にする機会があったわけですが、同じ意味合いですよね。
皆がやっていようが、悪い事は悪い事なんですよ。
えてして、この「皆」が過半数越えだった試しが無いわけです。

5％〜8％

これが皆と感じるラインなんだそうです。
新機軸の製品の普及をさせるため、様々手法を用いて、このラインを超える努力をメーカーがしているそうです。

古くは、洗濯機。

洗濯板でも洗濯出来ていたのですが、このラインを超えた途端、爆発的に普及したそうです。
整水器等も今では極普通に売られていますが、昭和の末頃は、マルチ商法あるいは、ネットワークビジネスと呼ばれる商売の商材だったりしたわけです。
この5％〜8％のラインを超えるための一つの手法がそれだったりするわけです。
昭和の後半、ネクタイを締めている人は、日本の人口の何％という話があったわけですが、わずか8％だったそうです。
これは質問が意地悪で、ネクタイと言われると働いている人の人口で考えてしまうため、結構高い割合に捉えてしまうわけですが、日本には、小学生も居れば、引退した老人も居て、女性も居るわけですｗ

東京都のPCR検査の陽性率が6%を超えているそうです。
だからと言って、都民の6％越えが感染しているわけではありません。
PCR検査を受ける人は、用心の為に受ける人も居れば、ひょっとしたらと自覚のある人も居て、無論、発熱などの症状がある人も居るわけです。
ただ、感染している人は、感染するような行動を取っているわけですよね。

宅飲みと称して、集まって誰かの自宅で飲んでいる人達
屋外なら問題無かろうと、路上飲みをしている人達
闇営業をしている飲み屋で飲んでいる人達

こういう方々は、普通に考えれば、自粛している人達よりも感染率が高いと考えるのが普通だと思うんですよ。
ですが、6％と聞くと、100人居て6人だろ？と思ってしまうわけですよね。
算数の授業なら、確率6％は、何回繰り返しても6％のままなのですが、現実は算数の授業とはちょっと違うわけですよ。
母数の条件が、無作為に選ばれた100名ではなく、リスクの高い行動をしている人が100人なんですよね。
この段階で6％と言う数字が根拠を失うわけです。
仮に6％と言う数字が生きていたとして、50人なら3人、17人なら、1人は居るわけですよ。
6％ってそういう数字なんですよね。
また、17人居てもゼロの時もあれば、17人居て17人という事もあり得るわけです。
何せ母数が1千万人なんですよ、東京都は。

東京都の20代の人口は、約174万人になるそうです。

この6%は、20代174万人の6％ではなく、1000万人の6％なんですよね。
リスクを避ける生活をしている人が多い年齢層は、当然割合は少なく、リスクを避けない生活をしている人が多い年齢層は、この割合が高いのは当然の話になるわけです。
年齢に関わらず、体力が低い方は、感染したら重篤化しやすいわけですが、20代で体力が低い方々って誰？という話ですよね。

そういう方々が、誘いを断り辛いという理由で、リスクの高い人達とリスクのある行動を取った挙句、感染し、重篤化しているわけですよね。

で、「自分だけが飲み会に出ているわけじゃない」と言うわけです。

意味のない言葉ですよね。





■国内感染７０００人超＝愛知など１４道県最多―新型コロナ
(時事通信社 - 05月08日 15:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6510537

　国内で８日、新たに７２４３人の新型コロナウイルス感染が確認された。１日当たりの新規感染者としてはこれまでで４番目に多く、７０００人を超えたのは１月１６日以来、約４カ月ぶり。重症者は前日と同数で過去最多の１１３１人、死者は計８４人だった。

　新規感染者は、新たに緊急事態宣言の対象となる愛知県で５７５人、福岡県で５１９人となり、いずれも初めて５００人を超え過去最多を更新した。

　両県と北海道（４０３人）、岡山（１８９人）、広島（１８２人）、群馬（１１３人）、熊本（１１１人）、大分（９３人）、石川（８０人）、香川（７８人）、佐賀（７６人）、滋賀（７４人）、長崎（６５人）、新潟（５０人）の計１４道県で過去最多となった。

　東京都では新たに１１２１人の陽性が判明。新規感染者が１１００人を超えたのは１月２２日以来。直近１週間平均は７７６．６人で、前週（７９８．３人）から２．７％減少した。都基準の重症者は前日から２人増え７１人だった。

　大阪府は１０２１人で、１日当たりで都を下回ったのは３月２９日以来。死者は４１人で、２日連続で４０人を超えた。