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2021年05月04日23:49

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「生理の貧困」コロナで深刻 ティッシュ丸めてタンポン代わりに 「助けて」が言えなくて

「生理の貧困」コロナで深刻 ティッシュ丸めてタンポン代わりに 「助けて」が言えなくて
5/4(火) 9:02配信

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中国新聞デジタル
節約で同じナプキン長時間使い
貧困家庭の女性(右)に生理用品を手渡すハーモニーネット未来のスタッフ

 経済的な理由で生理用品を買えない「生理の貧困」に悩む女性が、中国地方でも少なくない。コロナ禍で収入が減って深刻化し、NPO法人などが生理用品を無償配布する動きも出ている。若者の5人に1人が購入に苦労したとの調査もあり、悲痛な声が聞こえてくる。

【調査結果】若者の約3割が「生理用品ではないものを使った」

 4月下旬、笠岡市であった一人親や貧困家庭向けの物資の配布会。小学生2人を育てるシングルマザー(30)が食品とともに受け取ったのは、生理用のナプキンだ。女性は「本当に助かります」と笑顔を見せた。「私の収入ではナプキンにまで手が回らなくて。1袋数百円でも捻出するのは大変」と打ち明けた。

 コロナ禍でパートを減らされ、収入は半減した。母子手当を含めても月10万円ほどだ。生理用品はいつも特売品。夜用の大きめのものは高いので買うのを控え、出血が多い日は前後に二つ並べて使ってしのぐ。節約のため、長時間同じナプキンを付けっぱなしにしてかぶれたこともある。「衛生面は心配だけど仕方なかった」と話す。

 もう一人の女性(52)は、高校1年の娘(15)のためにナプキンを持ち帰った。昨年、夫がリストラに遭い、一家は預貯金を切り崩して生活する。「娘には申し訳ないけど、食べ物や光熱費を優先しないと生きていけません」

 物資の配布会は、笠岡市の認定NPO法人「ハーモニーネット未来」が開いた。ナプキン70袋を食品などと一緒に60世帯以上に配った。増岡衣里副理事長(52)は「政治が男性中心だからなのか、見過ごされてきた問題。困っている人がどれだけいるのか、活動を通じて明らかにしていきたい」と力を込める。

 生活に困窮する人にとって生理用品の負担は大きい。専用の下着や生理痛を抑える鎮痛剤も含めると費用はさらにかさむ。海外では非課税化や学校で無償配布する動きが広がっているが、日本では公的支援が乏しい。
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