宗教と景気（その２）

前記　宗教と景気についての続きです。

[11] 芹沢大助さん

2021年04月17日 14:42

オウムは宗教なのか？という問題もあるから。

あれは見た目の狂信ぶりと裏腹に、境界がはっきりしない例なんだな。


[12] モリオバッハ

2021年04月18日 10:12

>>[11] 芹沢大助さん

おはようございます。

ご質問に対して、回答申し上げます。

Ｑ１：オウムは宗教なのか？

Ａ１：一応、宗教法人格としてあるので、間違った宗教と断定しています。

備考：

宗教（修業・修練）行為を実践しているように想えても、実は、誤認混同・錯綜していることに、実践者はじめ、多くの宗教に携わっているプロ達が、気づけない世界観です。

Ｑ２：あれは見た目の狂信ぶりと裏腹に、境界がはっきりしない例なんだな。

Ａ２：境界がはっきりしない事例・事案ではなく、宗教に携わっているプロでも、宗教と倫理、哲学との相違観が、明確に区別できていないため、誤認混同・錯綜状況が続いていることに対して、発見（気づいて）して欲しのです。

貴殿のプロフィールを診ると、自己紹介欄に、「哲学、社会科学に関心があります。戦争・全体主義・宗教といった人類共通の愚行を科学的に解明することがテーマ。」が目に留まりました。

私も、高校生１年生（１９６３年時）から、このような事象に対して、探究して参りました。

宗教・倫理・哲学の境界は、集合論的な診方をすれば、判明出来る世界観です。

大半の宗教や哲学に従事されたプロ達の意見を精査しても、真理（本質）が、認識出来ているとは、とても思えない状況が続いています。

真理を認識して戴ければ、自己紹介欄に記述されたことは、全て判明出来ますよ！！

一生涯掛けて、探究され続け、真理を発見（気づき）して欲しいです。

感謝。



[13] 芹沢大助さん

2021年05月02日 10:50

>>[12] モリオバッハさん

私はあなたにもどなたにも質問はしていません。

オウム真理教などを引き合いに出すなら、それくらいのことを考えておくべきでは？ということを言っているわけです。

自分がわからないことを質問したのではなく、問題を投げかけているのです。

従ってあなたの〈答え〉はあなたの〈見解〉と見做します。

「宗教法人だから宗教」というのは、法律と行政の視点ですね。

法律はあらかじめ一定の基準を定めて、それに適合すれば認可するものです。

行政的判断はその法律を基に決定を下す。

そこでの「宗教」は常識と社会的通念を出るものではない。

われわれは前例のない異常現象としての「オウム真理教」を学問によって反省しなければならないわけです。

そこへ常識と社会通念で対応しようとするのは、本末が転倒してはいませんでしょうか。

それと、「悪い宗教」ですが、オウムが悪いことは子供でも知っています。

幹部が大勢まとめて処刑されてますからね。

殺人他あらゆる凶悪な罪状によってです。

われわれが考えなければならないのは、「弁護士一家」「公証役場事務長殺害」「サリン」等々の凶行に至る過程において、なにほどに宗教が関わったのか・関わらなかったのか、ということです。


[15] よかみち＠理解しようさん

2021年05月02日 12:20

オウム真理教は、何故、人殺しをする大罪をおかしてまで、幹部（教祖）は人殺しを命じたのだろう？

僕はオウム真理教の事を良く知らないから、芦沢さんとはお話しできるほど、知識がないから、モリオバッハさんと同じ様、話す資格がないのでしょう。

でももし聞いて貰えるなら、聞くだけでもして貰えたら嬉しいです。上手く言えないかもしれないけど…。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
多分、麻原彰晃と言う人は始めは真面目に勉強した努力が、凄かったんだと思います。その努力して勉強する事は大切に想えます。だから感情的に否定したくない事はあるし、僕の断罪できない僕の甘さがあると思います。でも人殺しをするなら、全てが台無しです。

ただその教祖の心の動機がたぶん劣等感に感じます。多くの新興宗教団体の教祖も何かしらどっか持ってるようにも感じます。だから多くの劣等感を持った人に心を掴む言葉や仏教を利用して、エゴを満たす事が、出来たんだと思います。

凄い人に成りたい…超常現象を好む人はそこに夢を見てしまう。

誰しもそんな凄くなりたい向上心を持ってて、その心は深い悲しみを抱えてる様に思えます。

誰しもと言いましたが、そんな劣等感を感じず善良で、学問を習得する人は、心が磨かれ禅定状態になるようにも感じます。また多くの新興宗教は多彩で、究極ではないけど、その人自身には気づくための成長段階には、必要な学びもあると思えます。

そんな人は人を素直に認める事が出来、自分も認められると思います。
そして人の為に人生を投じよう。そう思えるように感じます。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
きっと麻原彰晃自身も教祖として持ち上げられ、自分の凄さを認めて欲しい気もちを持った虚栄心が強かったとも思います。

これも誰しも持ってる心に思います。

また先ほども語ったよう、人間の多様性と言うモノがあり、一概に人間全員がそうと断定出来ません。

でもどっか満たされない欲求不満を抱えた人間や社会に逆恨みをしてる悲しい人間だったのだと思います。

僕自身にも、そんな悲しみを持っているように感じ、さらに悲しくなります。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
きっと麻原彰晃は、仏教の真言宗の勉強には特化して、僕等よりも優れた面が多かったとも、感じられます。

だから団体を作って、自分の仏教だけでは満たされない心を満たしたかった。

僕等の心にもあるかもしれません。人を否定したい、その為に教義を利用して、自分のエゴで、人を否定して、コントロールしたいエゴの心が。

だからそんな悲しい人間を反面教師にして間違いをしない事は、大事に想います。
彼の罪はいつか僕らが犯したかもしれない危険性がある。だから用心、用心。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
宗教する人は、無理でなければ、もっと自分自身に厳しく優しくあって欲しいと、
僕自身の自戒を含めて、同じ悲しい事件を作らないようにしたいです。
自分やみんなを本当の意味での嬉しくなる事を作れたらと思います。

自分より劣った人は、ある意味どっかが今の自分自身と、鏡映しになってる、かもしれないから。
ごめんなさい。直そうと思うから、どんな善行をどんどんして行くかを考え、実践したいです。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
善きことをする事だけでは至らないかもしれない。
でも、今、自分に必要な人生からの学びは、善行なんだと気づきがありました。
もっともっと僕も霊格的に成長したい。たとえ神仏の目にかなわないかもしれなくても。
だから善行や学びを趣味に出来るくらいに成れたら、きっと智慧と愛が味方になるから。

本当にみんなが本当の意味で嬉しくなる行いってどう言う事なのか？

考え続け知りたいです。そしてその行動が出来る事を共に幸せになる実感を持ちたいです。



[19] モリオバッハ

2021年05月03日 10:04

>>[13] 芹沢大助さん

おはようございます。

適切コメントありがとうございました。

オウム真理教に限らず、世界の様々な宗教は、精神界（魂・心・気持ち）の範囲で、修練・修行すべきところ、物質界で、実践・研鑽しているところに、大きな間違いを生じていることは、悲惨事件を起こした根本原因と診ています。

ポアーすることは、他人を殺傷することではなく、自身の邪心に対して、殺傷するイメージです。

サリン事件は、他人に対して、サリンを噴霧することではなく、自身の邪心に対して、噴霧するイメージです。

また、イスラム教での、ジ・ハード（聖戦）事件も、１１万円の爆弾チョッキを身にまとって、他人に向かって、自爆する行為でなく、自身の邪心に対して、邪心を消滅させるイメージです。

精神界で行うべき実行を、物質界で実行してしまったところに、大きな根本原因があると診ているのです。

大半の聖職者（神父・司祭・牧師・伝道師・宣教師・牧師・高僧・貫主・宮司・神主等々）のプロ達をはじめ、宗教に関わっている人々が、この相違観に気づけていないのです。

ここに、誤認混同・錯綜観を呈していると、聖職者のプロ達に、宗教関係者に教授してきた次第です。

まあ、昭和の末期から、伝授してきても、自己中な姿な人程、敬遠されました。

残念ですが、これが、現実な姿であります。

大半の聖職者のプロ、信者、宗教関係者が、気づけない世界観となっています。

Ｑ１：われわれは前例のない異常現象としての「オウム真理教」を学問によって反省しなければならないわけです。そこへ常識と社会通念で対応しようとするのは、本末が転倒してはいませんでしょうか。

Ａ１：前例のない異常事件は、有史以来、延々と永遠に続いて来ています。

上記の示した様に、誤認混同・錯綜観を回避しない限り、これからも、世界中で、続行されていきます。

Ｑ２：われわれが考えなければならないのは、「弁護士一家」「公証役場事務長殺害」「サリン」等々の凶行に至る過程において、なにほどに宗教が関わったのか・関わらなかったのか、ということです。

Ａ２：「弁護士一家事件」、「公証役場事務長殺害事件」「サリン事件」等々オウム真理教が関わったことは明確です。

関わっていないければ、事件に至らなかったはずですから。

私も、サラリーマン時代、特許侵害訴訟事件を２８年間、東京地方裁判所、東京高等裁判所で、携わってきました。

刑事法と違い、民事訴訟法事件は、原告・被告の論弁（答弁・審尋）を裁判長が聴いて、次の弁論をいつ行うかを決めて、１０分から２０分で、終わってしまい、一日中、行うことはありません。

まあ、少しでも、宗教に対して、間違った解釈、診方が、お判りになっていただければ幸いです。

理系人なので、経験則に基づき、検証してきた結果を開示した次第です。

如何でしょうか？

感謝。


本件テーマ：https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=1654083&id=70018686