駅前で余生を過ごす昔のロマンスカー

小田急線開成駅前にある開成駅前第二公園に20年以上前に引退したロマンスカー･3100形NSEの先頭車両が静態保存･展示されています。


開成第二公園に保存展示されている小田急3100形NSE


正面から撮影の小田急3100形NSE


引退後に小田急電鉄からのご好意により先頭車両1両を開成町に譲渡し2002年より公開され、地元住民にも｢ロンちゃん｣という愛称で親しまれています。

｢ロンちゃん｣。

良いですね。



｢ロンちゃん｣愛称名案内板


このように保存展示車両に愛称を付けるとは素晴らしく思います。

車内はイベントも出来るように展望席以外の座席は撤去され、運転台への見学は出来ます。

開放日に車内に入れるので、開成町のホームページでご確認を･･･

ちなみにこの｢ロンちゃん｣という愛称は一般公募で決まったそうです。

この3100形NSEは、今春開館したばかりの｢ロマンスカーミュージアム｣にも保存展示されているのですが、こちらでの保存車両は新造時や引退時ではなく更新工事後の状態です。

更新工事後が好きな方にはこちらをオススメしたいです。

野外展示ではありますが末永い保存を願っております。