mixiユーザー(id:64123466)

2021年04月18日14:32

29 view

2021-04-18 華府

 4月も後半というのに寒い。花冷えというのか、雨も昨日から降っているし。
 家族は、丸亀製麺でうどんを食べると言うが、自分は学生時代に大阪に住んでいたくせにうどんは余り好きではない。
 たまに食べる分には結構喜んで食べるのだが、そんなことは年に数回だ。今回も気が乗らずにパスとして単独行動。
 うどんが嫌いなのは、子供の頃は実家が裕福ではなく(貧窮していたわけではないが、通常の家庭よりは貧しかったと思う)、食事のメイン兼おかずとして、うどんが出ていた。
 それも今の丸亀製麺に代表される洗練されたものではなく、田舎の家庭が作る、大きな鍋で出汁と一緒に大量に煮込む「鍋焼き」または「煮込み」うどんである。当然、具は長ネギが殆どで、たまに鶏肉がチラホラ、玉子なんて勝手に食べたら親に叱られるので入れられないし、入っていない。
 そんなわけで、うどん以外で昼、となればラーメンしか考えない。昨日はインスタントながら豚骨を食べ(ちなみに正月に近所のスーパーで購入した福袋に入っていたモノで、賞味期限は3月の22日だった)たので、今日はクドくない味付けでピリ辛なスープで細麺を食べたい、で、来来亭か、あじ平か迷った末に出かけて、結局あじ平に向かったがなんと1時近いのに外や駐車場の車で待っているのを見て嫌になり、近くでコスパが良い華府に変更。
 雨が強くなって来て参ったなあと思いつつ店前に駐車でき、店内へ。案外と客が多い。カウンターへ案内されるが、手前の黒板にサービスランチメニューが書いてあるのをしばし見る。ランチ700円で台湾ラーメン+何か、というパターンが多い。
 白飯は今朝食べたので、+チャーハンにしようと思い注文。
 サービスされたオシボリで手を拭き、水を飲みながら待つと、割と早く台湾ラーメンが到着。700円のセット用だから、鶏ひき肉やニラの量は推して知るべしで、大して載っていないが、麺の量はしっかり1人前である。黒いトレイにこの台湾ラーメンと揚げ餃子が2つ、そしてキュウリの醤油漬けの漬物の小皿がついていた。
 チャーハンは少し待ってくれと言う。どうせなら揃ってから食べたいので台湾ラーメンに手をつけずに待つことにしたが、これが中々出てこない。他の客の注文を合わせて作るのだろうか、店内から鍋を振る音が聞こえてこない。
 随分待って、これはもう、ラーメンの方に手をつけないと伸びてしまうと思った頃にやっと出てきた。チャーシューでは無く、薄切りロースハムを細かく切って使ったチャーハンである。こういうチャーハンは華府以外にも、こういった格安で量の多い所謂「謎中華」と言われる店でよく出される。
 全然パラリとはしていない、シットリしたチャーハンなのだが、何しろ作り立てで熱い上にしっかりこれも1人前あるのが嬉しい。
 台湾ラーメンの方は時間がたってしまったので、伸びきってはいないが麺が固まりつつあるところで、これを箸でバラしながらスープに浸してすする。塩スープの定番台湾ラーメンの味である。少々ぬるいのは自分のせいである。
 チャーハンをガッツいて麺とスープ、麺を食べきったらスープでチャーハンを流し込む。そんな感じで食べ続ける。揚げ餃子は昨日の残りを揚げたのか、作り置きで冷めてはいるが、しっかり味が付いているのでタレやソース等の調味料の助けは不要であった。しっかり餃子として一品たりうるものであるので、今度は焼餃子で頼んでみよう。
 こうして一人の午餐はさっさと終わり、満腹感と満足感で一杯で終わった。
 食事の途中で大ぶりのコップに冷えた麦茶をサービスと言って配ってくれた。満足した喉にゴクゴクと飲み干す麦茶が美味しかった。ご馳走様。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する