生命38億年の進化と変異型ウイルス

■「角煮にします！」「オセアニアっております」「尾根ギアします」　新社会人よ、これが先輩たちの誤変換だ
(まいどなニュース - 04月06日 17:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=6474354音位転換metathesis:新しいは新た（あらた）しい＝あらたしいが元の形だった。山茶花はそのまま読むとサンザカだが何時の間にかサザンカになった。英語のtaxの元はラテン語のtaxaで〔taksa〕のsとkが入れ替わってtask義務が生まれたと言われる。この様な現象は音位転換 metathesisと言う。
お願いonegai→onegia尾根ギア

音挿入epenthesis:春雨haruame→haru+s+ame=harusameはるさめ。英語のsound<sonus（ラテン語）本来は無い-dが加わっている。
確認しますkakuninsimasu→kakunin+i+simasu角煮にします

語中音消失syncope：語の内部にある1つ、またはそれ以上の音の脱落≒省略
お世話になっております。osewaninatte…→ose(w)ani(n)atte…オセアニアって…

言葉は変化する。遺伝子情報という＜言葉＞もまたコピーを繰り返すうちに、配列が替わったり、脱落したり、加わったりして変化する。子が親の完璧な複製だったら何も変わらず、進化は起こず人類は存在しない。その人類を現在脅かすコロナウイルスの変異株もまた＜誤変換＞によって生まれた。我々は38億年前の過去から、今現在、そしてこれからも生命の存在する限り遥か彼方の未来まで続く＜誤変換＞のただ中に居る。