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2021年04月05日14:53

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『渦動する象徴 田辺哲学のダイナミズム』

「これから出る本 4月上期号」に、杉村 靖彦 (編著),田口 茂 (編著),竹花 洋佑 (編著)『渦動する象徴 田辺哲学のダイナミズム』という書籍が近刊であると載っていた。定価は12,210円であるらしい。

hontoのホームページで見ると、次のように書籍内容が説明されていた。

「学問と現実の「全て」に対峙しようとした田辺元の思索は、極度に濃密な論述のうちに途轍もないダイナミズムを秘め、私たちを突き動かすべく待ち構えている−。田辺哲学研究の最前線に立つ論集。座談会、新資料も収録。【「TRC MARC」の商品解説】

外を内、内を外へと転じ、全てを反転させつつ動いてやまない「渦動」としての絶対無。そこから学問と現実の「全て」に対峙しようとした田辺元の思索は、極度に濃密な論述の内に途轍もないダイナミズムを秘め、私たちを突き動かすべく待ち構えている。田辺哲学研究の最前線に立つ、新たな時代のための論集。
田辺哲学の全体像を捉える五つのテーマ
I 「種の論理」の意味とその行方
II 「懺悔道」としての宗教哲学
III 死と象徴をめぐる最晩年の思想
IV 「京都学派」の中の田辺哲学
V 田辺哲学の今日的可能性
田辺哲学の歩みとその基本問題を詳細に明らかにする座談会「いま田辺哲学を問う」と、二つの新資料(西田と田辺の最後の往復書簡、『私観 教行信証の哲学』)を収録。【商品解説】」

西田哲学研究の論文集の多さに比べて、田辺哲学研究の論文集は少ない。それは、西田哲学に比べて、未だに田辺哲学が研究テーマとなっていないことを物語っている。田辺哲学は未だに西田哲学の�猜箚悪疆�存在という観方が主流でしかないのかもしれない。しかし田辺哲学は西田哲学から�狷販��瓩靴唇豸弔療�学的思索群として見られてもいいのであり、田辺哲学はそれだけの今日的価値を保有しているのである。

『渦動する象徴 田辺哲学のダイナミズム』はそういう意味からも 田辺哲学研究の最新の論文集であり、また資料として『私観 教行信証の哲学』も掲載されているらしい。『私観 教行信証の哲学』は田辺元の親鸞論である『懺悔道としての哲学』を考えていくうえでも超一級品の資料である。

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