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2021年04月01日14:06

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天狗岳 日帰り登山(前編)

投稿を誤って消してしまい、再投稿です。

今冬は始まりこそ大雪で大変でしたが、2月中旬以降は暖かい日が続き、3月の平均気温は100年振りの高温だとか。

蓼科山以降も冬らしい景色を狙っていましたが、お休みと合わせなかなか良いタイミングも無く半ば諦めかけていたところ、春の嵐が過ぎ去ったほんの一瞬、弱い寒気が入る、という予報があり頑張って出掛けてきました。

緊急事態宣言明けとはいえ、泊りがけはまだ少し憚られるため、前回同様早朝発強行日帰りプランを立て出発。

前月の蓼科の教訓も含め、今回の目標は以下の6点です。

1)ダート道を安全に運転して登山口(唐沢鉱泉)に到着する
2)黒百合平(ヒュッテ)に到達(標高2,400m)
3)東天狗岳(標高2,640m)に登頂
4)黒百合ヒュッテの名物(ビーフシチュー)を食す
5)前回のCT(コースタイム)大幅な遅れの解消
6)下りの消耗対策

特に前回アイゼンの着脱タイミングを誤り大幅な遅れと消耗があり、5)6)は裏のメインテーマです。

明け方の中央道を走り、途中トイレで立ち寄った談合坂SAで夜が明けます。朝霧が幻想的。

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次に立ち寄った八ヶ岳PA。進行方向右手は南八ヶ岳の編笠岳、権現岳の雄姿。

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左手には南アルプス(甲斐駒ヶ岳)の峰が迫ります。

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諏訪南のICを下りて1時間、後半は大穴注意のダートを走り、登山口の唐沢鉱泉に到着です。(先着が5~6台)

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唐沢鉱泉(旅館)は冬季休業中(簡易トイレも閉鎖中)で、宿の前からツルツルの道が始まっています。当初は黒百合平まで軽アイゼンと思っていたのですが、前回の(着用遅れ)反省から12本爪のアイゼンを履きます。

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歩き始めて間もなく右手に源泉の神秘的な泉。温かくはなさそうです。

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登山道に入って暫くは南向きで光のよく入る樹林帯を尾根を巻きながら沢を詰めて行きます。

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雪が融け、金属の階段とアイゼンが擦れてキイキイ音を立てます。

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とはいえ、道自体は深い雪に覆われ、凍って、融けて、砕かれて、を繰り返した細かいブロック状の氷が表面を覆っているため足元も油断できません。

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1時間ほどで黒百合平の中間点の渋の湯分岐に到着です。このあたりは傾斜が緩やかな樹林の道で急登でかいた汗が少しずつ冷やされて行きます。
ここで行動食のランチパックピーナッツバターと水分を摂って一服しました。

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分岐から30分ほど進むと、高見石側に抜けるルートの中山あたりの尾根が見えてきます。尾根の木々の先端に少しだけ霧氷が付いています。
霧氷、樹氷を見たかったので、気分が高まります。

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更に進むと右手に天狗の奥庭側の傾斜が見えてきます。雪がべったりですが、春の日差しを眩しく反射していて八ヶ岳ブルーの空に良く映えています。

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もう着きそうな雰囲気ですが、なかなか黒百合平に到着しません。
と、思ったら唐突に黒百合ヒュッテが現れました。

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ヒュッテの周りにはテントが一張りで、従業員の方が雪解けの水逃がしの溝を汗だくになって掘っていました。(これをやらないと小屋は大変な事になるそう)

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ヒュッテ前からは天狗岳に続く急斜面が見えます。
中山を経由しないルートだとここを直接登り下りする模様。

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かろうじてまだ午前中だったので、天狗岳へのアタックを決め、足元を整えました。
ヒュッテ横の立派なソーラーパネルの発電の大部分はバイオトイレの温度管理に使われるそう。

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水はけの大きな溝を跨ぎ、ヒュッテを出発して数分でこれから登る天狗岳を見渡せる中山峠に到着です。

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この付近まで来ると木々には霧氷(でも暖かさで今にも消えそうでした)がたくさん付いておりとても雰囲気ありました。

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唐沢鉱泉 9:10 - 渋の湯分岐 10:20/10:35 - 黒百合ヒュッテ 11:20

(後編につづく)


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