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2021年03月29日20:06

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マツスタ観戦レポート(3/28 対中日戦)

…という訳で、運よく公式チケットが取れたのでかなり久々となる地元開幕カードでの観戦をしてきました。
午前中の大雨で試合開始が危ぶまれる中で、去年が確保していたチケット全てが一旦全て払い戻しになってしまったのを考えれば、今年予定通りに観戦出来ただけでも感謝し喜ぶべきなんだろうけど、それでも見どころ無しではなかったとしても観客の精神的に優しくない試合でしたかね(´Д`)。
次世代組の躍進はありながらも、やっぱりまだまだ再建の道は長そうだなと感じさせられたというか。

・カープファンフェスト行ってきた。
今日は少し早めに家を出て、まずは広島駅前のエールエールで最近の恒例となってきている(実は去年もひっそりと開催されてた)開幕記念イベント、カープファンフェスト2021へ。
去年は70周年記念ということで歴史を物語るユニホームや資料がずらりと並べられた記念館的な内容でしたが、今年は菊池の守備率10割達成記念のパネルやグローブ、スパイクの展示をメインとして、記念撮影用のパネルが立体的に並べられていたのと、後はマツダスタジアム以降の球場で配布されたポスターや限定Tシャツ、更に中国新聞に掲載された一面広告や歴代の選手プロデュースメニューの人気ランキングなど、アーカイブ的な内容に。
まぁ面白かったことは面白かったんだけど、ただ観戦前なんでじっくり読んでいくヒマもないし、出来れば後で中国新聞社が一冊の本にまとめてくれないかなという感想でした(´Д`)。

・結局、午後3時過ぎくらいまで雨は止まず。
さて、今日の天気は予報通りに午前中は土砂降りの雨となり、ファンフェストを見た後で球場へ向かった午後11時半くらいの時点では空は相変わらず雨雲に覆われて傘を差しても上着がぐっしょりと濡れてしまう程の勢い。
まぁ普通なら雨天中止になってもおかしくはない状態ながら、予報だと今日の広島は雨のち晴れという極端な天候というのもあって、予想通り球場に着いた時には試合開始の1時間遅れがスクリーンに告知されてました。
ちなみに、結果的には試合を開催するには大正解で、午後1時半時点ではまだ雨は全く降りやんでなくて、午後2時半前でもポンチョや傘が必要で、ようやく落ち着いたのは午後3時半を過ぎてってくらいだったので、まぁ定刻通り開催だと逆に途中で中止になってた可能性もあったかも。

・球場あれこれ。
とまぁ、そんな天候もあって午前12時前の球場は人はまばら。
今回は内野二階席だったもののギリギリ屋根が被る席に届いてなくて、大雨で座席に座って待ってることも出来ないのはつらいものの、ただ初観戦試合で色々見て回るには都合のいい状態でもありました(´Д`)。
まず、大まかに言えばカープロードもスタジアム内も去年と比べて大きな変化は見えず。
去年で消えて行ったカープロードのお店は多くて生き残ったお店はまた元気にやっていたものの、新規スポットが進出、とまではなかなかいかないみたいで。

マツダスタジアム内では今日は入り口前で献血をやっていたのと、一塁側コンコースに開幕記念で柱に花が飾られていたのが主なイベント。
あとモニュメントも一新されて、三塁側コンコースでは小象が一頭ぽつんと雨に打たれてなんだか切ないことになっていたのと(´Д`)、一塁側のカバは今年は「し、死んでる……」もとい横になって寝こけてました。
どうやら、目覚めた時にホンキ出す…つもりらしいですが、CSにでも出られた時の為の目覚めバージョンはちゃんと用意してるんだろうか(´Д`)。
他には、アミューズメント広場のあるセンター2Fにまっちゃんピエロ(なんか今は悪い意味でピエロになってるのが気がかりですが´Д`)や、スロープから入場したすぐに見えるグッズショップではフライドポテトのバルーンが。
どうやら、由宇(ファーム)から出荷された若手選手をアゲアゲして美味い料理に昇華するという意図を込めて展示されたものらしいけど、フラポテのステマにしか見えなくもなかったり(ちなみにフライドポテトは旧市民時代からカープうどんと並ぶ売上トップの双璧メニュー)。

・一発目の球場メシは九里プロデュースのを。
そして、栄えある2021年度最初の球場メシに選んだのは、公式サイトで見た時から美味そうだなと思っていた九里プロデュースのこだわりナムルと醤油そぼろ丼を。
というか、大体開幕カードはKoiCourtの選手プロデュースメニューなんて3〜40分待ち当たり前で並ぶ気にもならないものの、先述の通り今日は最初の集まりが悪かったのであまり並ばずに買えました。
そのお味はいい意味で見た目通りのそぼろごはんで、濃い味付けのそぼろにこだわりナムルが箸休めのいい働きをしていて、これはリピートありかも(´ー`)。

あと、全体的に見て回った印象はスイーツ系が更に強化されてるなというのと、去年までジョンソンや長野のプロデュースメニューを売ってたチキン専門店がカレー専門店になっていたのと(トッピング選べるのが面白い)、あとはスープ系が充実されてた感じでしたかね。
特に今日は寒かったので350円のコーンスープなんかはかなり響いたんでないかと。

・先発は野村vs小笠原。
今日の先発は、カープは開幕に間に合ったベテラン野村祐輔で中日は6年目の左腕小笠原。
どちらも去年は不本意なシーズンとなって復活を期す今期の初登板だけに、両投手ともに気合は充分としてもどんな展開になるかは予想しにくいって感じでしょーかね。
小笠原って広島戦で相性いい選手だったと思うけど、なんか打ててるイメージも残ってるし。

そして、これが今日のスターティングオーダー。
カープ:田中(6)、菊池(4)、西川(8)、鈴木(9)、松山(7)、クロン(3)、堂林(5)、會澤(2)、野村(1)。
中日:大島(8)、阿部(4)、高橋周(5)、ビシエド(3)、平田(9)、京田(6)、木下拓(2)、根尾(7)、小笠原(1)。

カープは復活したタナキクを切り込み隊長として重量打線で点を取っていこうというオーダー。
相手が左投手だけど開幕カードだけにメンバーは大きく動かさず…なのは分かるとして、5番レフトは長野の予感してたのに(実はそう思って長野ユニ着て行った)、松山5番は意外だった(´Д`)。
まぁ松ちゃんは左右はあまり関係ないんだけど、どっちみちシーズン通しては必要になるポイントゲッターだから、調子上げるきっかけを掴ませたいってところでしょーかね。
ただ、今の5番松山と6番クロンはちょっと並べるのは厳しい気が(´Д`)。堂林が好調だからせめて打順は入れ替えて欲しいかも。

中日は1番大島と4番のビシエドが怖いけど3番の高橋周と5番の平田が未だノーヒットで繋がりには欠いてる印象の打線。
抜擢された8番根尾を含めて下位打線も軒並み打撃で調子のいい選手はいなくて、ホントなんでこれで開幕戦1イニングで5点も取られてんのよ(´Д`)とは改めてぼやきたくなるけど、まぁでも高橋周と平田の本来の能力を考えれば逆に音無しは不気味かも。

・電光掲示板あれこれ。
今年のスクリーンの演出は、OPは今までの芸能人から医療従事者の方々の映像となり、広島は屈しない、カープも屈しないというメッセージが。
恒例のそれゆけカープのリレーはいつもの鯉党の有名人の方たちによるリレーで、今年はおなじみのメンツの他に鯉党Vtuberの樋口楓も混じっていて、これも時代だなぁと(´Д`)。
まぁ、そういうを真っ先にやりたがるのも実にカープらしくて個人的には歓迎ですが。

ちなみに、今年は全体的にコミック調でシンプルなキャッチフレーズに合わせ、派手で勢いを重視した演出になっていて、まぁ控えめに言っても黒歴史ものだった去年と比べれば遥かにいいんではないかと。何となくノリ的には2013年を思い出させられるかも。

・ノムスケは流石の一言。
さて、大瀬良と同じく去年の手術もあって今期は二軍スタートとなりながら開幕ローテに間に合わせた野村の今日のピッチングですが、雨天で試合開始時刻も変更になった悪条件でも6回3安打無失点と貫禄を感じさせる流石の内容でした。
初回は先頭打者の大島にフルカウントの7球粘られたり3番の高橋周にも7球を投じて四球を与えたりの23球を投じて少し嵩んでしまったものの、全体的にストライク先行(23人中14人)で自慢の制球力を乱すこともなく、6回を81球と理想のペースで纏めてたし。
投げた6イニングのうち3者凡退は2イニングだけでうち3イニングは得点圏にランナーを出すものの、ピンチでも殆ど乱れる様子も無くて丁寧に打ち取っていて安心して見ていられたという、正にノムスケの真骨頂だったかと(´ー`)。6回表の最後の打者になった平田に対してだけはギアが一つ上がってたのも、さすがは森下の先輩だと思わせられたし。

おそらく今回は大事を取っての6回降板で本来は7イニングいけたろうし、この内容で勝ち星付けてやれなかったのは残念だけど、今日のピッチングを見る限りでは今年は良さげかなと。
派手な部分は無いんだけど、コントロール良さで見てて胃が痛くなることが殆どないのがやっぱ祐輔のいいトコロですわな。

・小笠原もあと一押しさせなかった。
一方で、中日先発の小笠原は直球の球速は150km以上出ていたものの制球は安定せず、6回を投げて5安打で3つの四球と少々荒れ気味。
ただそれでもピンチを背負っての要所はしっかりと締め、あと一押しが出来なかったって印象ですかね。
というか、何だかんだで外野の深い位置へ打球が飛んだのはたった4球だけでファウル含む内野フライが同数だったから、差し込まれ気味だったというべきなのかもしれないけど……。

・4、5、6番が打つ気配が無いという状況で會澤が猛打賞。
とはいえ、まぁ両軍にも言えるんだろうけど、ぶっちゃけ小笠原が良かったというよりもやっぱり今日の試合がスコアレスドローになったのは打線の不調の方かなと(´Д`)。
今日の試合、田中と菊池はそれぞれ3回出塁してそもそも三者凡退のイニングは1つも無かったのに、松山とクロンはともかく誠也までが全打席ランナーを背負っていたのにノーヒット(1死球)で、打席の内容を見ていても当たりは良かったというのすらなくて、このヒット数なら普通は4点くらいは取っていてもおかしくないのに、とにかく一点の遠さばかり感じさせられる試合でした。

ただそんな中で光明と言えるのはまだ今期ノーヒットだった8番の會澤が長打含む猛打賞で、春は弱いと言われてる長野も8回裏に代打出場してこちらも初ヒットなので、まだ試してみる余地はありそうな残ってそうなところでしょーか。
特に今日は會澤が一番打ててたのに8番だったせいで投手の場面で2アウトのチャンスが回って来てたので、もし今日5番か6番起用なら点が入ってた……かも。

・機動力野球はどこいった?
いずれにせよ、タイムリーがこれだけ欠乏しているのなら、求められるのは足を絡めたノーヒットでの点の積み重ねなんだけど、せっかく河田コーチが戻ってきてもまだまだ昔の様な機動力野球の復活は浸透してないなと(´Д`)。
盗塁を殆ど試みようとしないのはこの際置いておくとして、進塁意識すらまだまだ希薄でやっぱり去年と同じく誰かが出塁しても次のバッターは淡々と打ってるだけなのはあかんだろうと。

特に酷かったのが6回裏、先頭の松山のレフトフライを根尾が落としてノーアウト2塁となって代走に上本まで送ったのに、結果はその上本が3塁まで行く事すらないまま無得点。
優勝してた頃のカープならここから5点くらいは取ってたろう……とまではいかなくても、進塁打の意識さえあったら2つの内野ゴロ(もしくは進塁打+犠牲フライ)でもしっかり1点貰えてたケースなのに、2つの内野フライとピッチャーゴロは論外です(´Д`)。
クロンはまだそんな器用なマネは出来ないとしても、その後が堂林と翼だったのに。

あと、そんな走塁意識の欠如は守りにも出ている感じで、3回表の2アウトからヒットで出塁した大島に初球で走られたのはバッテリーの油断じゃなかったかと(´Д`)。この三連戦で機動力野球に関しては完全にお株を奪われてた感じなのはくやしいです!という他ありません(´Д`)。

・クロンの守備はファーストの最適解。……あとはバットに当てるだけ。
ただ、やっぱり今日は5番と6番が打線のでっかい途切れ目になっていたのが痛かったんですが、完全にいいトコロが無かった松山と比べて、クロンの方はそれ以外では決して悪くなかったのがある意味困りものというか(´Д`)。
まず、打てない守れないとか言われてた守備の方は、むしろ現状だとファーストの最適解かと。エルドレッドとと同じくやっぱりファーストの的がでかいのは有利みたいで、また送球に対する捕球もしっかり安定してるし、ゴロの捌き方も思ったより機敏でピッチャーとの連携も問題なしと、既にエルドレッドくらいは守れてる印象でした。
一方で打撃の方は、最初の打席こそ三球三振でどうしようもねぇなと思わせられたものの、2打席目は同じくあっという間にすぐ追い込まれた後のカウント0-2から四球を選び、その後も低めの変化球はきっちり見送れる様になってたりと、意外(といったら失礼だけど)選球眼自体は悪くないみたいなんだけど、如何せんバットにあまり当たらないという(´Д`)。

……てなワケで、もしかしたら守備力を買って辛抱強く使えば元日ハムのレアードみたいな化け方をする可能性もあるけど、果たしてあの時の栗山監督みたいな使い方が出来るかどうか。

・今日の勝敗をダイレクトに左右した堂林のビッグプレー。
ともあれ、そんなこんなで嫌な流れの中で一人の相手のキーマンになろうとしていたのは高橋周。
今期まだノーヒットながら、この開幕カードだけで一体何本ヒットを損した?ってくらいにサード守備の方で貢献していて、今日も3回裏にノーアウト1、2塁で3番西川という絶好機で三塁線の強烈なゴロを身体で止めて5−3のゲッツーに討ち取るスーパープレーを見せ、無得点に終わったその裏は先頭打者として立つという、もうこれフラグだろうとしか思えない場面が回ってきてました(´Д`)。

果たして、その高橋周は野村の少し高く浮いた変化球をとらえて三塁線に放つものの、それを今度は堂林が素早く反応してサードライナーに。ハッスルプレイ賞が贈られましたが、これも今日のカープの負けフラグをへし折ったビッグプレーです。
結果で言っても、その後5番の平田に今季初のツーベースヒットが生まれていたので、もしあのまま高橋周に今季初ヒットが生まれていたらイヤな予感の通りに、今日は高橋周にやられる形で負けていたかと(´Д`)。
…ってコトで、速報では淡々と書かれているけど実は忘れちゃいけないプレイオブザデイでした。

・連投に耐えた福森とリベンジを果たしたケムナ。
さて、開幕戦の大瀬良のこともあって大事を取ったのか、今日の野村は6回の早めでお役御免となり、7回表に登場したのはドラ2ルーキーの森浦。
同じ連投でも栗林と比べてこちらは確か昨日20球以上投げていたし、ルーキーに大丈夫なのかとの心配の中、森浦は先頭の京田に打たれて木下拓に送りバントを決められ、あっという間に1アウト2塁に。
しかし、続く根尾を空振り三振に討ち取り、2アウトまで漕ぎ着けるものの代打福留の場面では暴投を絡めた四球で1、3塁とされてバッターは大島という絶体絶命のピンチを招いたものの、最後は詰まったというか詰まらせてくれたファーストゴロで今日もどうにか無失点で連投に応えました。

そして8回裏の打順が阿部からという場面で投入されたのは中1日のケムナ。
いやもう、開幕戦でビシエドに逆転ツーランを打たれているのに2番からの打順で他の選択肢もある中での起用というのは、もう一度しびれる場面でビシエドど勝負してこいという首脳陣の意図なんだろうけど、そのケムナは先頭の阿部にヒットを打たれて高橋周はショートフライに討ち取って1アウト2塁となった場面でビシエドを迎え、今度はインコースを突きつつライトフライに討ち取りリベンジ成功。
その後の平田もファーストゴロに抑えてこちらも無失点。やっぱケムナは投球モーションから凄く球が速そう(元々速いけど)に見えるのがいいやねと。森浦は大卒だけど身体がまだ細いのがちょっと心配ですが(´Д`)。

・連続リクエストで先制を阻まれる(´Д`)。
とまぁ、これだけ投手陣が頑張ってるんだからいい加減に点を取りたい打線は絶好機を逃した7回裏、小笠原から交代した二番手の福に対して1アウトから田中が死球を受けて出塁すると、続く菊池がヒットで繋いで1、2塁とし、更に誠也がこのイニング2つ目のデッドボールを喰らって2アウト満塁とし、バッターは上本に代わって代打坂倉。このゲームで最大のチャンスを迎えました。
その坂倉は結局セカンドゴロになったものの、判定は二塁セーフで二点追加。一気に球場が湧いたものの、与田監督のリクエストで覆り、無念の無得点。
ちなみにその前に田中へのけん制でもリクエストがあって更に8回表も平田のファーストゴロ判定でリクエストをやってと2イニングの間に3度仕掛けて認められたのは一度だけでしたが、一番覆って欲しくなかったのが覆ったという…(´Д`)。
というか、フォースプレイだったら完全にセーフだったんだけど、打球のコースが一塁ランナーの誠也の方に転がって進塁が遅れてたし、色々不運だったと言わざるを得ない…(´Д`)。

・8回裏で見せた隠れ捕手5人制の一手。
そして、6回裏、7回裏と続けて絶好機を逃した後の8回裏、クロンと堂林が凡退した後で2アウトから會澤が本日3本目となるヒットを放って出塁すると、続くケムナの代打の長野もヒットで続き、2アウト1、2塁となった所で佐々岡監督は會澤に代走曽根をコール。何やら今日は佐々岡監督が大胆な勝負手を結構打ってくる日になったけど、これは痺れました。

というのも、今期は捕手4人制を強いているものの、坂倉も磯村も代打で出したのでこれで残るは石原一人。これでもし石原にアクシデントがあれば…という不安が残る采配ながら、実はもう一人隠れ捕手がいて、それが代走の曽根という。
結果的には次のコースケが打てなかったので不発には終わったものの、終盤でようやく勝負師らしい采配が見られたかなと。

・栗林が少し乱れかけるも三者凡退。
ともあれ、結局0−0で迎えた最終回、捕手の石原と共にコールされたのは新守護神のドラ1ルーキー、栗林。
前に座ってた観客の人たちが驚いてたけど、でも当然肩は作ってたはずだし昨日はたった10球で締めて打順も下位打線で明日は休みともあれば、これ以上ない連投を試す機会だし、そもそもその裏でサヨナラを狙うならここは守護神にきっちりと〆てもらうしかない場面かと。

そんな大きな声援を受けてマウンドに立った今日の栗林は、先頭の京田をまず1球で討ち取った後で、続く木下拓で少し制球が乱れてカウントを悪くするも空振り三振に討ち取り、最後は武田も連続空振り三振を奪ってゲームセット。
しかも決め球のフォークを使わず走っていたカットボールで切り抜けたのだから、リードした石原共々大したもの(´ー`)。こ・・・これだよ!カープファンの求めていたクローザーは!!!ってなもんです。

・最後に大盛と石原が見せてくれるもサヨナラには届かず。
そして、負けは無くなって迎えた最終9回裏、マウンドに登場したのは祖父江(クローザーって認識でいいのかな?)で、菊池が倒れた1アウトから西川がヒットで出塁し、続く誠也が2アウトで倒れてた後で打席に立ったのは途中出場の大盛。
実はネクストにメヒアが控えてはいたけれど、ランナーが1塁ということでそのまま打たせることにしたのかもしれないものの、その大盛はレフトへヒットを放って期待に応えて1、2塁。更に続く石原が一球目と二球目をフルスィングして0−2となり、流石に終わったかと思いきやそこから4球続いたボール球を見切って四球を選んで見せて2アウト満塁となってバッターは堂林。ここでプリンスのサヨナラ打となれば最高のシナリオだったんですが、結果は空振り三振。無念のゲームセットとなりました(´Д`)。

・まぁ負けてないからギリギリ許せるような試合。
かくして、0−0の癖に3時間30分という無駄に長引いた試合が終わり、球場から出た後の帰り道は既に6時20分になろうとしてましたが、総評としてはまぁ負けてないだけマシと思うしか…って感じでしたかね。
一応、こんなグダグダの極みのような試合でもノムスケの復活や若手リリーフ三人組が揃って無失点、更に大盛や石原の次世代組が躍進を見せてくれて収穫もあったので、もしこれがオープン戦だったらそれなりの満足感をもって帰れたんでしょうけど、まぁやっぱり16残塁は酷すぎる(というか、24年振りの記録だそう)。
というか、これで1点も入ってないのは逆にすげぇよってくらいだけど、やっぱ河田コーチが言ってた意識が全然浸透してないんですよね(´Д`)。ランナー1塁からヒットで繋いでも一気に1、3塁まで持ち込んだ事も一度も無かったし、結局はタイムリーかホームラン以外で点が取れる場面を作れていない。
というか、まだあの頃の主力は残ってるんだから、一軍に残ってるメンバーはせめて若手に実践して見せて欲しいんですけどね……。それが出来なきゃまた20年コースだろうから。

・でもやっぱり“密”対策は不安が残るわ(´Д`)。
最後に、約16000人の観客を入れた初めた今年のシーズンですが、やっぱりこれでも相当“密”になっていたのは気になりました(´Д`)。
今日は天気が悪かったのもあって試合開始直前まではガラガラだったものの、午後2時頃からのコンコースにはいつものというか歩くのも不便なくらいに観客で埋まっていたし、帰りの混雑も2019年の頃と比べて大差ないくらいのだったしで、とても“密”対策の効果が出てるとは言い難いのが実情で、全員にマスクの義務化してるからそれ頼みというか。
さすがにこのままシーズン続けて一度もクラスター出なかったというのは現実的とも思えないけど、そこは今からでも実体に応じて再検討する必要がるあのではと(´Д`)。

次回はローチケの抽選で唯一取れた4/20のヤクルト戦予定です。
やっと球場で森下君見られるかも。
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