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2021年03月28日17:04

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天狗岳 日帰り登山(後編)

(中山峠 → 東天狗岳 → 黒百合ヒュッテ → 唐沢鉱泉)
中山峠 11:50 → 東天狗岳 13:15/13:50 → 黒百合ヒュッテ 14:40/15:40 → 唐沢鉱泉 16:45

中山峠を出ると基本的に佐久谷を左に見ながら稜線(崖沿い)の道となり、時折、ピッケルが必要な急斜面が現れるようになります。

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斜面を1つ上がると、目標の天狗岳が少しずつ近くなって来ます。

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途中、天狗の奥庭と言われる平坦な岩場は、崖沿いを避けて複数のトレースがありますが、やがて1本の登山道に合流して行きます。

相変わらず足元は風で飛ばされた薄い雪と氷の世界。春先とはいえ、アイゼン無しでは詰みます。。

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一回、急坂を上がって、森林限界付近の樹林を進むと、その先に最後の急登が見えて来ました。

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左手には稲子岩(ここ、岩がグズグルに脆くて登るのはかなり難しいみたいです)

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急登直前に振り返ると、先月登った蓼科山が霧氷越しに見えてきました。

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這って登って・・・

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少し茅野側にトラバースして、

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振り返って、呼吸を整えて、

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また、急坂を登ります。

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それにしても霧氷が綺麗。これを見たかったのです!!

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トラバースして、

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また急坂。風が適度に出て来て涼しく心地よいです。

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高山植物の細かな葉にも芸術のように氷が・・・

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登ってきた坂のその先には、先ほど一服した黒百合ヒュッテが小さく見えます。

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太陽に向かってトラバース

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更に樹氷が成長

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崖っぷちを進んで奥庭ルートとの合流点まで来ました。

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さすがに少し寒くなって来ますが、振り返ればまた絶景!北アルプスも良く見えます!

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合流点から先は岩伝いに尾根を進むようになり、若干道が険しくなります。

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先行のパーティがゆっくりであった事に便乗して、安全を確保して、樹氷を何度も撮影。

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大きな岩を回り込んだところで、遂に頂上が見えました。

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急に道が開け、東天狗岳の山頂に到着です。比較的穏やかな山頂では数パーティーが軽食を摂ったり記念撮影をしていましたが、13時をまわった事もあり、直ぐに自分以外無人に。

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ルートの先には根石岳に続く魅力的な稜線があり、幾人かの登山者の姿も見えました。
次回はこちら側から上がるのも楽しそうです。

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赤岳鉱泉からのアクセスが便利な硫黄岳の爆裂火口も間近です。

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その先に八ヶ岳最高峰の赤岳が見えます。(隣は阿弥陀岳)

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西天狗(20分)は今回時間切れ。

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幸運にも無風・ポカポカの頂上で、30分ほどゆっくりし、ランチパック(カレー)と菓子、水分を摂ってから下山を開始します。

この時点で、14時半前に黒百合ヒュッテに着き、名物のビーフシチューをいただく当初の計画をまだ諦めていませんでした。

下りはあっさり、ですね。振り返ると、往路、見えていた急坂に自分たちのトレースが付いています。

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ヒュッテには予定の10分遅れで到着。お腹もあまり空いていなかったので、ビール(オールフリー:500円)だけ調達し、暖かな外のベントで柿の種とともに頂く事に。
ここでトイレをお借りしたり、軽アイゼンに履き替えたり、仕事のメールや電話を少しして、1時間ほどゆっくりした後、下山開始しました。

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前回、12本爪のまま下山して(却って)疲労した経験から、軽アイゼンに履き替えましたが、途中、登山道全体がツルツルの区間数か所を除いては快適に下山できました。

西日の無人の森、ひっそりとして、でも明るくて、とても気持ちが良いです。

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スピードを抑えましたが、下りはあっという間、1時間程で源泉まで戻って来ました。西日の源泉も更に幻想的!

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最後の宿前のツルツル道をゆっくり下って、今回の山行は終了となりました。

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完全に雪が消える前に、もう一度くらい、山に行きたいと思っています。

■結果
1)ダート道を安全に運転して登山口(唐沢鉱泉)に到着する → クリア
2)黒百合平(ヒュッテ)に到達(標高2,400m) → クリア
3)東天狗岳(標高2,640m)に登頂 → クリア
4)黒百合ヒュッテの名物(ビーフシチュー)を食す → 時間切れ
5)前回のCT(コースタイム)大幅な遅れの解消 → わずかにオーバー
6)下りの消耗対策 → クリア
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