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2021年03月22日11:23

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ラーヤと龍の王国

昨日、ディズニー映画の「ラーヤと龍の王国」を観て来ました。
原題は「Raya and the last dragon」

東南アジア風異世界物。
普通に良かったです。
アクションカッコいい。
主人公のラーヤが幼少期に使う武器は短めの棒2本。
エスクリマ(カリ)でフィリピンっぽい。
主人公の父親が使い、この後主人公に受け継がれるのは波打った刀身の剣。
つまりクリス、これはマレーシア、インドネシア風味。
しかもこの剣、蛇腹、つまりガリアンソードになるギミック付き。
こんなのカッコよくないわけがない。

劇中やスタッフロールに出てくる食べ物も、果物や料理が東南アジアのもので、私にとっては「あー、これ美味いんだよね」ってのがいろいろ出てました。

あと、最後の方で主人公が「最初の一歩」としてとる行動はなかなか感動しました。

ディズニーアニメと日本のアニメの違いで感じるのは、リップシンク。
タイミングは当たり前として、アニメの口の動きと実際の母音の口の形が合っている感じがします。
そのせいで表情というか、特に口周りの作画?動きがオーバーにも見えますが。
日本のアニメは声優の若干オーバーな演技でこれを補っているのかななんて感じます。
宮崎駿が声優を使いたがらないのは、これを嫌っているのでしょうか?
どっちがいいとかではなく、違いがあるなって感じなんですけど。

以下は、最近、ハリウッド、ディズニー等に中国資本が入っていて、作品に影響が出ていると仮定してこの作品を見てみます。

1. 東南アジアも昔は当たり前のように各国で戦争していた
2. 現在の東南アジアはASEANとして比較的仲がいい
3. 中国の一帯一路の一路の部分は、東南アジアへの投資及び影響力の増大

主人公は分裂した国々をクマンドラという理想の統一国に戻したいという目的があります。
上記の1と2を見ると、現在のASEANがそんな感じに見えます。
ただ、クマンドラ再建のためにはドラゴンの助けが必要。
これに上記3を加えると、東南アジアの真の調和と平和のために、ドラゴン=中国の助け、投資、影響力が必要とも取れます。

ディズニーアニメを観るにも、アクションカッコいいとか、感動したとか、日米でこだわる箇所が違うなとかだけでなく、もしかしてこんな裏があるのではなんて思ってしまうのは、年取ったからなんですかね(笑)

私はこの作品おすすめします。
面白かった。

マレーシアにもシン・エヴァンゲリオンとシン・ウルトラマンが来てくれることを祈ってます。
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