ペンは剣よりも強しされど…

平成の初め頃、変額保険の契約を巡って、合併前のＭ生命に
３億円の賠償命令という最高裁判決があった。

その際、新聞の見出しは「生命保険会社に３億円の賠償命令」だった。
Ｍ生命の名称は本文の小さな文字でしか記されていない。

各メディアとも広告収入の減少に苦しむ中、継続的に広告を出し続けている
生命保険会社の心象を損ねたくはないというところか。

十数年前、当時湯水のごとく流れていたＡ生命のＣＭが
１ヶ月程度ピタッと止まったことがある。
原因はパンフレットの不法表示によって監督官庁から業務改善命令を受けた事。
しかし、ほとんどのメディアでは大きく取り扱うことはなかった。

今回も保険会社はドコであったか明記されていない。
さすが日本のマスコミ、相変わらず「ペンは剣よりも強し、されど金には弱し」

■87歳母がなぜ保険料6千万円　「違法」な勧誘の実態
(朝日新聞デジタル - 03月14日 07:11)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6445086