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2021年03月07日18:07

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2021-03-06 まこと家(鵜沼)

 犬山まで奥さんと所用で来た。昼食抜きのまま14時半ころまでかかってしまい、奥さんは少々お疲れ気味。
 もう夕方が近いので昼食は軽くでも良いといったが、手早く短時間で食べられてとなると、案外帰り道にはガッツリ系の店ばかりである。
 と、奥さんが帰り道の国道21号バイパスに最近「幸楽苑」の跡にできた「まこと家」なるラーメン屋へ行ってみようという。15時近いので大概のラーメン屋は昼の部が終わっていないか?と言ったが、他にも営業している飲食店ばかりの国道沿いだからやっているだろうと言う。
 正解。やっていた。11時から夜まで通し営業のようだ。こういう店は昼食を食べ損ねたこういう時助かるね。
 さて、店は新規開店したばかりでまだ新しく、最近の店らしく窓が大きく天井が高いから気分的にリラックスできる。店内は奥に厨房、手前にテーブル形式にグルっと一周するカウンター、そして一番手前にテーブル席が何席かあるという感じ。
 メニューを開くと、牛骨と鶏醤油の店らしい。牛骨とは珍しく、食べたことが無い。迷ったが、この店では「牛じゃん」という牛骨ラーメンに大量の青葱をのせた「青葱牛じゃん」に半チャンと唐揚げ3個のセットを付けた。
 出てきた丼は、豚骨のような真っ白なスープに、赤いラー油みたいなのが載っていて、丼の半分を青葱が占めている。この青葱の量は「まっしぐら」のトッピングに近いものがある。
 スープをすすると、豚骨ほどの脂っぽさとくどさがなく、かといって鶏白湯のような素材の臭さがないので、非常に飲みやすい。結構な塩味があるので、ゴクゴクと飲むようなものではないが、麺の味付けには非常に良い加減だ。
 卓上にはゴマや生ニンニク(粒を入れた容器とクラッシャーが置いてある)し、ニンニクチップを砕いたものもあり、辛子高菜や紅生姜もあるので、味変する手段にはことかかない。ちなみに、ニンニクチップを砕いたものの壺には「牛骨にピッタリ」とシールが貼ってあったので、試しに一匙いれたら、たしかにピッタリとマッチしてとても美味しかった。が、かなり匂いそうだった。生ニンニクは推して知るべしといったところか。
 半チャンは量的には「半」なのだろうが、もう少し何とかならんか?といった量だ。この「半チャン」は「半分」ではなく「半分にほど近いが半分より多い量」が最も望ましいといつも思う。「謎中華」、「謎台湾」料理店のような「半チャン」セットが「全チャンセット」になってしまうのもどうかと思うが、ここの半チャンは本当にかわいい量だと思った。また、一口食べてみたら、かなり熱い状態で提供されながら、しっかりと塩味がしていたので、かなりの塩分だと思う。冷めたらショッパくてキツいのではないか?ラーメンスープと一緒に味わうことを考えると、もう少し塩味が薄かったらなあ、と思った。
 唐揚げもまた、奥さんをして「ちっさ」と言わしめた大きさであり、これ、店の出入り口にいかにも店の名物ですと言わんばかりに山盛りの見本が置いてあったが、それならもう少し大きくカットした肉を使って欲しいものだ。唐揚げ専門店が乱立するなか、どの店も手前の唐揚げの特徴を出すのに必死で、特に一片の大きさについてはどの店もその大きさを競っているのに、この店の唐揚げは「ちんまり」といった見栄えなのだ。
 これは、次回からはコスパを考えて注文を控えてしまう。まだ餃子の方が食べ応えがあったので、どうせなら餃子を注文してしまう。大きさの割にマヨネーズの量は多かったので随分余ってしまった。
 餃子はそれなりに美味しかったが、ニンニクが強烈に効いており、これは平日の昼にはちょっと食べられないな、と思った。でも今日は土曜だからヘーキヘーキと食べたのだ。(奥さんが食べたかったので、自分は2個だけ食べたが、それでも食後の口臭が気になるほどだった。)
 全体的に、高校生、大学生むけのガッツリラーメンであり、自分のような老人に近い年齢にはサイドメニューは難しい。
 ラーメン自体は非常によくできたもので、ラーメンだけなら、もう何回か食べたくなるものだった。
 スープは残したがしっかり食べてしまい、全然「軽く」はなくなってしまった。ご馳走様。
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