daxophon quartet & more
内橋和久/大隅健司/筒井響子/吉本裕美子
アトリエ第Q藝術で23日に開催されたコンサート。
3部に分かれていて、1部は大隅健司、筒井響子、吉本裕美子によるトリオ演奏。
2部は内橋和久のソロ演奏。
3部は全員のカルテット。
1部は互いにその演奏技量を精一杯に披露する態だった。
2部は多彩なテクニックで、ダクソフォンの限界を押し広げる試みか?
3部は内橋和久の巧みなリードで、いわゆるアンサンブルとは違う即興のアンサンブル形態が垣間見えて面白かったが、後半は全体がかみ合いすぎているようにも思えた。私の耳が慣れてしまったからかもしれないが。
ダクソフォン4人の演奏は物珍しく、私は初体験。
ダクソフォンという珍しい楽器の限界の中でのまだ開発されていないな可能性を探るという意味で、面白い演奏会だったと思う。
常に雑音を伴うのがこの楽器の特性なのであろうが、それがあるからダクソフォンなのだと思うが、その雑音の御し方が演奏上の興味深い課題だろうという感想を持った。
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