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2021年02月23日11:37

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2021-02-20 台味

 早朝からの仕事が終了して午後14時近く。
 朝飯は朝マックのマフィンとホットコーヒーで済ませ、仕事途中の休憩でチーズパンを齧って小腹を慰めたが、仕事が終了するとやはり腹は空いている。
 だから飯物が食べたいと出かけた、あの大量で激安な料理を出す「謎中華」の一つである「台味」。
 誰も客が居ないのはもう14時近くだからだろう。チャーハンとラーメンのセットでもと思っていたが、店前の白板にある「今日のランチ」の一つに「玉子と海老の炒め」が目について、玉子と海老の料理が好きな自分としてはこれをチョイスすべきだと判断、ドアを開ける。
 この手の店は店員が片言の日本語を話す在日中国人が多いが、やはりここもそうで、中年の婦人(恐らく調理担当の店主の奥さんだろう)の怪しい日本語でテーブルを指示(案内ではなく、「指示」である。)
 ここで、ランチの料理、下手すると嫌いなチリソースではなかろうな、と疑問が湧き、婦人に尋ねると、いかにも喋りにくそうな日本語で「違う」というので帆と安心。ランチに付くラーメンは自分としては定番の台湾ラーメンにした。
 数が出る日替わりランチなので直ぐ出てくるのかと思っていたら全て一から作っている感じで思ったより待たされて、出てきたのを見て肝をつぶした。
 こういうランチの炒め物のオカズというのは、普通、皿に平べったく盛られて出てくるものだと思っていたが、個々のオカズは、正しく「盛られている」のである。
 玉子と海老の炒め物が、チャーハンを彷彿とさせるほどドーム型に「盛られて」いた。まさしく「盛られていた」のである。
 それに一人前ほども無いが、半玉以上の台湾ラーメン、繊切りキャベツが小皿とは言えこれも山盛りに、そしてライスはお替り自由を謳っているくせにマンガ盛りである。
 いくら大量・激安の店といえど、ここまでとは思わなかった。兎にも角にも写真を撮って箸を取る。
 まずは台湾ラーメン。うん、醤油ベースに鶏肉そぼろが良い味をしているが、なんで?と思うほどの量で小さく切った(細切れではなく、1〜2センチに筒切り)真っ赤な唐辛子が浮いている。これを箸で除けつつ、ニラ等の野菜と一緒にすする。
 そして、メインオカズの「玉子と海老の炒め物」。普通、こういう玉子料理って、フワッとしているはずなのだが、ガチガチだ。思い切り皿に載せて中華お玉で押さえつけたようにガチガチに盛られている。だから料理に箸を突き刺すようにして崩して食べることになる。マジで量が多いぞ、これ。
 玉子と海老の他に玉ねぎやニンジン、ピーマンが細切りで一緒に炒められており、栄養のバランスを取りつつ、口の中での食感の変化を楽しむことができる。
 入っている海老も大きく、割りと数も多い。思っていたより味が薄いのでご飯の量をこなすには苦しい。台湾ラーメンスープの塩気を利用して白飯を食べることが多かった。
 最後までメインのオカズが残ってしまうという、珍しい現象を起こして食べ終わる。量としては大満足だった。ご馳走様。
 ただ、台湾ラーメンの鶏そぼろをスープから引き揚げて食べるのに、穴あきレンゲが無いので苦労した。レンゲで掬うとこぼれるスープに引きずられてそぼろが落ちてしまうので箸で抑えつつそぼろを集め、そして絶対紛れ込んでくる大量の赤唐辛子を除けるのに苦労した。
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