NASA's TESS Discovers New Worlds in a River of Young Stars
Feb 13, 2021: NASA
https://www.nasa.gov/feature/goddard/2021/nasa-s-tess-discovers-new-worlds-in-a-river-of-young-stars
TOI 451はエリダヌス座の方向に400光年の距離にある恒星系で、地球に近いサイズ(多少大きい…)の惑星が3つ発見されている若い恒星系です。主星は太陽と同じスペクトル型のG型の主系列星で太陽の95%の質量のいわゆる所のソーラーツインです。
何だか、我々「
地球外生物と知的生命体が存在する事を妄信しているビリーバー」には変に期待を持たせる話ですが、残念、これらの惑星は全て主星の近くを公転軌道に持つ「ホット・アース」なために生命の存在は金星や水星程度の希望すら持てないですね。
あと、地球型惑星とはあまり関係ない事ですが、この星系には約4,700AUの距離に双子のM型の恒星が存在し連星系になっているそうです。なかなか複雑で面白いですね。
こちらの恒星に地球に近い環境の惑星があるとよいのですが、主星のG型の恒星に比べてより条件は悪くなりますね。M型の恒星はおおよそ太陽の40%程度の質量だそうです。
イラストの細かい文字を解読すると…
TOI 451 b: 地球の1.9倍の質量があり公転周期は1.9日 軌道長半径は0.03AU
TOI 451 c: 地球の3倍の質量があり公転周期は9.2日 軌道長半径は0.08AU
TOI 451 d: 地球の4倍の質量があり公転周期は16日 軌道長半径は0.12AU
軌道長半径5AUの距離にアステロイド・ベルトが存在
軌道長半径4,700AUの距離に太陽の40%の質量で2%の明るさのM型の主系列星(赤色矮星)が存在する
これらは全てTESSによる観測で解ったそうです。
G型とM型の連星系でお互いの距離が離れているケースでは太陽系から19光年の距離にあるカシオペア座エーター星に興味を持ちました。まあ、理科年表のデーターにたまたま記載されていただけですが…
今年は地球外生命(太陽系内の天体も含めて…)の実在や、地球とよく似た惑星の発見のニュースとかあれば嬉しいですね。
『戦慄コロナ・ヴィルスの恐怖〜!!』の話題はもういい加減勘弁して欲しいので明るい、そう、人類の夢の様な明るい話が欲しいですね。
ログインしてコメントを確認・投稿する