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2021年02月13日09:55

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ジェンダー平等へ「対策チーム」、後任会長選びは「検討委員会」を設置 五輪組織委が自浄作用アピール

ジェンダー平等へ「対策チーム」、後任会長選びは「検討委員会」を設置 五輪組織委が自浄作用アピール
2021年2月13日 06時00分
東京五輪・パラリンピック組織委の理事会と評議員会の合同懇談会を終え、記者会見する武藤敏郎事務総長=東京都中央区で(代表撮影)
東京五輪・パラリンピック組織委の理事会と評議員会の合同懇談会を終え、記者会見する武藤敏郎事務総長=東京都中央区で(代表撮影)

東京五輪・パラリンピック組織委の理事会と評議員会の合同懇談会を終え、記者会見する武藤敏郎事務総長=東京都中央区で(代表撮影)
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事会と評議員会の合同懇談会は、予定を1時間延長し、2時間半の議論が行われた。冒頭で辞任を表明した森喜朗会長は途中で退席。組織委は森氏の発言は「不適切」と総括し、透明性ある後任選びを急ぐことで自浄作用をアピールしたが、五輪開幕まで半年を切る中で組織の立て直しを迫られている。
◆1時間延長で意見「森発言は不適切」の認識共有
 非公開の懇談会後に会見した武藤敏郎事務総長によると、会合では森氏の女性蔑視発言への理事らの意見表明、ジェンダー平等への取り組み、後任会長選任の3つが議題となった。森氏の発言について「いろんな言い方で、かなり強く」適切ではないとする意見や、広い視点から「構造的な問題」を指摘する声もあった。
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 ジェンダーの平等に関しては「具体的な形で見える化する、スピード感も大事」との指摘があったという。「理事会や評議員会の女性の割合が低い」「副会長に女性がいない」という声もあり、組織委に対策チームの立ち上げを決めた。
 後任会長選びは「透明性のあるプロセスで選考の説明責任を果たすべきだ」との意見から、検討委員会を設け、定款に従い理事会で選定するとした。武藤氏は後任会長について「ダイバーシティ(多様性)などの概念に認識が非常に高い方というのも必要」と述べた。
◆室伏長官「後任会長はクリアな形で選定」
 理事の室伏広治スポーツ庁長官は終了後の取材に「世界からこういう形で注目されてしまっている。スポーツ界として大変重く受け止めている。前向きな真剣な議論がなされたことは非常に良かった」と述べた。後任会長については「分かりやすい、クリアな形で選定される」ことを求めた。
 理事の小山有彦都議は「森氏の発言は五輪憲章に反することは明確に申し上げなければ、という声があった。理事会としても今回の発言は問題だったという認識が共有された」と話した。(神谷円香、荘加卓嗣、兼村優希)
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