2020年を振り返る-7-。

2020年を振り返る個人的ランキング。
ゲーム部門は今日でラストです〜。
いよいよトップ３発表です。



3.Cyberpunk2077

steam版PCプレイ。
１〜３位はほぼ同着で、順位が難しいんだけ
客観性も意識しての順位付けという感じで。
サイバーパンクに関しては数年前から
約束された名作ってことで話題だったんだけど
コンシューマの特にPS4版でかなりやらかしちゃいました。
なんかこういう事とは縁遠い優良企業なイメージだったんだけどね。

内容に関しては文句無し、想定した通りの傑作で
大企業とアウトローが台頭する世界の仕組みや
裏寂れた迷路のような路地とアジア感、雨に濡れる電脳都市など
まさにブレードランナーの世界が再現されてます。
そこで巻き起こる人間ドラマは、ウィッチャー３で培った
CDprojektREDの面目躍如といった所。
特にあるキャラクターに関するサイドエピソードには
ゲームを超えた感情を覚えまった。

ゲーム性に関しても、この手の電脳もの特有の概念の難解さはあるものの
一旦覚えれば、よくあるオープンワールド物のシステムとほぼ一緒なので
気軽に入っていける。
いいゲームって、ご近所感覚でロケーションを憶えちゃうことが多いんだけど
このゲームもまさに、お気に入りの路地やら、
貧民街のビルの屋上から眺める超高層ビル群の夜景など
探検することによるその街に住んでる感覚を味わえます〜。

エポックメイキングな作品とは違うかもだけど
ブレードランナー、攻殻機動隊といった、日本人にもなじみの深いサイバーパンクや
ギブスンのニューロマンサー辺りのコアなファンまで
その世界を疑似的にでも体感できる、夢のような作品になってると思います〜。
今の状況に負けず、DLCなんかも出せるようにがんばって頂きたい。
個人的には昨年のAAAタイトルの中で一番傑作だと思いまった！




2.Snowrunner

EpicでPC版プレイ。
こちらは現在進行形でガチハマり中。
道路も舗装されてない未開の地で、いかついトレーラーを転がし資材を運ぶ
運送業ゲーム。

前作Mudrunnerの正統進化版で
前作は１マップクリア型だったんだけど
今作からは１エリアが複数のマップを跨ぐ形で構成されてます〜。
さらにミッションをこなすことでプレイヤーのレベルが上がり
より困難な道を走破するのに必要な、オフロードタイヤなどがアンロックされている
ちょっとRPGっぽい要素もあるのが魅力。
泥の中で進んでるか進んでないかわからないくらいのじりじり感や
柵のない崖上の道で、一歩踏み外したら転落・・・的などМな展開が待ってます。（笑）

前作と比べると、特に高低差のあるマップや
ダム、湖、石切現場など、ロケーションがだいぶ魅力的になった気がする。
遠回りで安全な道か、リスクを冒して近道かの選択を迫られるシーンが多く
それが納得出来る形で帰ってくるのが非常に楽しい。
ここまで来たのに一コケで全部台無しとか
複数台の車両を道中に配置し、フォローしながら１ミッションをクリアする喜びなど
他のゲームでは味わえない。
この地味な楽しさはやってみないと分からないと思うので
ぜひ遊んでみて下さい。（笑）

プレイ時間は間違いなく一番長い。



1.ペーパーマリオ　オリガミキング

switch版のみですな。
堂々の一位ということで、結構悩んだんだけど
まぁこれを一位にする人もあまりいないだろうということもありあえて。

とにかく細部まで神経が張り巡らされていて、あまりにも欠点が無かった。
マリオを使って子供向けともとれるようなスタイルなんだけど
大人でも最後まで飽きることなく、ラストまで楽しいと思えたタイトルは久々かなぁと。

折り紙って設定を徹底的に使い尽くし、パロディも盛り込みつつ
収集や探索要素も最後まで楽しませる。
色んな遊び方を詰め込んだ宝石箱のようなゲームでした〜。

この手のゲームにありがちな、ボリューム不足もなく
数十時間たっぷり楽しめるのも魅力かな〜。
戦闘が並べ変えパズルってことで、得手不得手があり
ちょっと正当に評価されてない気もするので
ごちゃごちゃ色々書くより、switch持ってる方はぜひプレイしてみて下さい〜。
正統な進化からこういう作品を作り上げた任天堂に敬意を表して。
間違いなく昨年１位のクオリティだと思います！




以上、ちょっと意外な部分もあると思うけど
個人的には概ねこの順位で文句無しでございます。
という訳で、2020年を振り返るゲーム部門の個人的ランキングでした〜。