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2021年01月31日12:02

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2021-01-28 鶏そば満つる

 都合で午後から休み。岐阜市立図書館で予約本を受領して昼飯。
 ここで昼飯なら、市立図書館近くのグリル「あかつき」で洋食でも、と考えていたがなんと「あかつき」は定休日でもないのに閉まっていた。まあ、岐阜県は2月7日まで新型コロナウイルスで非常事態宣言が出されているし、老年者の経営するレストランなら休業しても仕方なしか。
 気を取り直して、名鉄岐阜方面へ戻る。車を運転しつつ考えた。スマホのマップでラーメン屋検索すると凄い数の店舗が表示されるが、どれもこれも駐車場が無い柳瀬近辺ばかり。
 雨が降りそうな天気で車から余りで歩きたくないな、と考えて思いついたのが、先週食べた名鉄岐阜駅近くで、写真を誤って削除してしまい痛恨の極みだった「満つる」で、リベンジ。
 しかし、先週と同じメニューでは面白くないので、券売機の「鶏そば」ボタンの横のボタン「鶏中華」に挑戦した。
 「鶏そば」は真っ白な鶏白湯だったが、「鶏中華」は、ボタン上の商品紹介に「鶏清湯と帆立の出汁のダブルスープ」とあり、魚介系好きの自分としては「チキンラーメンの味+帆立貝柱の甘味」と考えて、味の想像がつかず首を捻っていたのだ。
 店近くの有料駐車場(ここはホントに近くに複数の駐車場があるので助かる)に停めて店に入る。
 13時を過ぎていたので、店内は空いている。券売機で「鶏中華 全のせ」(950円)を購入、ついでに「麺大盛」(100円)も追加。
 先週、「鶏そば」の「レアチャーシュー増し」を頼んだら、煮卵も海苔も無かった(券売機の写真を確認しなかった当方の完ミス)ので、今回は煮卵の味と、スープと海苔の相性確認もしたかったし、麺の量も空腹時の自分にば標準が物足りなかったので追加。
 店内は平日の13時過ぎということも有ってか、空いていたので、すぐ案内される。そういえばこの店はカンターしか無かった。
 つい手の消毒を忘れていたので、一旦座った席を立ってアルコール消毒をする。提供されたコップに水を注いで一口飲むか飲まないかで、鶏中華が提供された。早え。作っているのは見えていたが、先客の品かと思っていた。
 出された丼は先週の鶏そばと違って「真茶色」。いやー鶏「清湯」というだけあってスッと透明なスープに「キラキラ」と脂の玉が光っている。
 最近のラーメンで醤油ラーメンを頼んでも、変に濁ったり、背脂で一面真っ白なスープを出す店が多い中、この店はスッとした透明なスープだ。珍しくて、なんか懐かしくて嬉しい。
 一通り写真を撮って、いざレンゲでスープを啜る。ん?美味い、美味いけど想像していた美味さではなく、醤油の角が立っていなくて味が「丸い」。そして甘い、うん、帆立の甘さが際立っている。
 「帆立の甘さ」って言葉では簡単だが、それ以外の表現が自分には難しい。帆立倍の刺身(寿司でも)食べた時に舌の奥で感じるあ「甘さ」が、このスープでは何倍にもなって感じられる。
 うーん、余り甘いスープは得意じゃないので、これは困った。もう少し醤油味の角が立っていたら自分好みかな。好きな人にはホントに美味いと思う。
 麺は「鶏そば」と同じで鶏清湯にもしっかり馴染んでいる。鶏清湯スープには細縮れ麺が好み(いかに、インスタントラーメンばかりに馴染んでいるかが良くわかる)だが、っこの麺でも全く違和感はない。
 何より、「鶏そば」で感じたレアチャーシューの生臭さが全く消えて、本当に美味く感じるレアチャーシューになっていた。
 ただ、海苔との相性は、帆立の甘味が強くて反発し合っている感じが強いので、海苔で巻いた麺をオカズに白飯を、というのは自分には無理か。まあ、今回は白飯を頼んでないし。
 大盛にした麺は空腹には大満足な量で、空腹時には麺を大盛にするか、飯を追加するかした方が男には無難か。
 味玉は最後の最後まで取っておいてデザート代わりに頂く。残念ながら黄身は結構固まっているのでオレンジ色の黄身といいうわけには行かなかったが、麺の締めには良い感じ。残ったスープで口中を洗う感じでスープもレンゲで掬いきれなかった分まで丼に口を付けて完飲。ご馳走様。
 このスープは、美味しいけど、次回は頼まないと思う。やっぱ鶏白湯が一番なのかねぇ。次回来たら、今度は「塩中華そば」を頼んでみよう。
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