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2021年01月23日22:14

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2021-01-22 鶏そば満つる

 所用のため職場を午前中で出て、さて昼を何処で取るかと悩みつつハンドルを握り考える。丁度財布の中身はスッカラカンで補充しなければならず、通り道にある金融機関は岐阜中央郵便局。ここで金を補充して、近くにある昨年12月25日に開店した「鶏そば 満つる」、ここ行ったことないので行く機会を狙っていたのだが、新型コロナ流行のせいか、ここのところ夕方に店が開いていなかった。
 よし、郵便局へ行って、「満つる」が開店していたら「満つる」、開いていなかったら、更に長良まで行って、やはり行く機会を狙っていた「ナガラパイタン珀」にしよう、そう思って名鉄岐阜駅直ぐ東の踏切を渡り止まった信号で「満つる」が開いているのを発見。
 やれ、嬉しや開いていた、と郵便局の駐車場へ停める。この駐車場、郵便局利用者の便宜のため20分程は無料なのが嬉しい。ただ、「郵便局をご利用でない駐車は固くお断り」となっている。が。自分はATMに用があるので平気。
 さて、財布も潤ったことだし、と道を少し戻り、角の食堂「みなみyaごはん処」の隣のビル1階にある「満つる」に入る。ビル1階の入り口上には白地に黒文字で「鶏そば 満つる」と筆文字の看板。ビルの色も白っぽくて全体に鶏のレグホンを想像させる。
 店内自動ドアを入るとすぐにアルコール消毒薬。これをシュッかける向こう側に券売機。メインは4種類か大きいボタンで「鶏そば」「鶏中華そば」「塩中華そば」、間に「限定10食 ピリ辛葱 レアチャーシュー麺」とある。
 「鶏」か「鶏中華」か一瞬悩んだが、ここは看板商品の「鶏」にしてボタンを押そうと思ったら、下の小さいボタンに「鶏そば 全のせ」、更にその下に「鶏そば レアチャーシュー増し」とある。
 うーん、どれにすべきか悩んだ末、「レアチャーシュー増し」(1,050円)を押す。実はこれ、少し失敗だった。
 カウンターに案内され、座る。椅子が高いので座るのに少し苦労する。鞄を入れるプラスチックの箱が積んであったので手にとったが、カウンター下に鞄を置く棚は有ったので元に戻す。
 直ぐにカウンター前の段にお冷用のコップが置かれたが、案内してくれたバイトらしき女性も後ろからコップを置こうとしたので、既にあるよと断ると、やたら恐縮していたが、不慣れなんだろうな。
 暫くカウンターからキッチン内の作業を見守っていると、サッと白い布のような物を置かれた。何かと思ったら紙エプロン(首回りからかけるタイプだ。多分汁が飛ぶのだろう。有難く使用させていただくと直ぐに丼が置かれた。
 おお、真っ白だ。丼の上に泡が載っている。まるでカフェラテの様に真っ白でフワフワの泡が一面を覆い、その向こうにピンク色の花びらの様なレアチャーシューが6枚並んでいる。その手前に白身が多い刻み葱、上にはピンク色の「の」の字も艶っぽいナルト、手前には稲穂を思わせる感じだが、泡に隠されたうっすらとしか見えない穂先メンマ。
 後は丼一面が白い雪景色を想像させる泡に隠されて麺もスープも見えない。
 レンゲを泡に差し込みスープを救うと、スープは思ったより茶色い。ミルクをたっぷり入れたカフェ・オ・レを想起させる色合いだ。
 啜ると、ガツンと鶏特有の匂いが鼻へ抜ける。「鶏そば」と謳うだけのことはある。鶏の臭みが苦手な人は駄目だろうな、と思いつつ味わうと、塩見は結構する。これ、鶏特有の臭みが無かったら醤油豚骨と思ってしまうのだろうな。
 塩味は醤油系の塩味で、角は立っていない、丸い塩味。豚骨醤油に近いと言っても「家系」のような強い塩味ではない。したがって、券売機の前でライスを買うか迷って末にライスは追加で買うこともできることをバイト女性に確認したのだが、ライスが欲しくなるほどの塩味ではなかった。ただ、このスープの味がご飯に合うかどうかは、正直言って微妙な感じであった。
 売り物のレアチャーシューも最初の1枚から妙に生っぽく、豚の生って衛生的にどうよ、と思ってしまうほどの生。食べていくにつれスープや麺の熱が通っていく感じで、後半はスープと絡めて食べるとちょうど良い感じだった。
 麺は中太ストレート。中太というよりは若干細く感じたが、細麺程ではないので「中太の細」といった感じか。ストレートといっても博多豚骨のようなストレートでは無く、わずかに「ヨレ」がある感じか。これでスープが絡みやすくなっている。
 泡とスープにまみれた麺をすすっていると、シャキシャキ感のある穂先メンマは薄味なのが歯応えの良いアクセントになる。
 白い逆三角形の丼に白い泡のスープ、ピンクのレアチャーシューにほのかな刻み葱の緑色と穂先メンマの黄色、淡い感じの色合いで見た目も綺麗だ。
 ズルズルと啜って完食、スープも完飲して、満足、と言いたいのだが、男のすきっ腹には物足りない。白飯を追加しなかったツケは食べ終えた後の不満足感を助長する。かといってもう一杯は流石にキツイ。
 あのスープに白飯は合わないという判断から、ここはレアチャーシュー丼追加すべきだったか?否、あのレアチャーシューを丼にするのはどうなんだ?と考えて、結局は麺を大盛にすれば良かったと反省。「麺大盛」ボタンも券売機に有ったのだから。
 店を出て帰り道、さて「鶏白湯」としたら、あの「イロドリ」のラーメンと比較してどうなんだろうか。じぶんは「イロドリ」の方が鶏特有の臭みは無かったと感じたが、スープを飲んだ感じでは、「イロドリ」のように飲み干す瞬間の「ザラッ」とした後味が無い「満つる」が口に合うかと考えた。
 あと、鶏出汁に海鮮の出汁を合わせた「鶏中華」を食べてみたいので、近いうちに再度訪問しようと誓った。
 この日記を書くための写真を日記を書く直前に誤って削除して復旧できなかったのが返す返すも残念で悔しい。
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