冬の思い出1。
あれは確か小学4年生の時。
当時、集団登校で集合場所に集まるも、とある姉弟が来ない。
しばらく待っても来ないから、みんなでその子達の家まで行ってドアを叩く。でも反応無し。
次の日学校で全校集会。
校長先生が言うには、一家全員一酸化炭素中毒で死亡。寝てる間につけてた石油ストーブの不完全燃焼(灯油切れで?)が原因らしい。
あの日叩いたドアの向こうには一家4人のむくろが転がってたことになる。
冬の思い出2。
母方の実家はいまだに練炭炬燵。
正月に親戚が集まると私を含めて夜遅くまで泥酔。
でも婆ちゃんから、寝る前に絶対炬燵布団の一部を上げるようにきつく言われてた。
空気を入れて不完全燃焼を防ぐため。
母親の話では、昔飼ってた猫が炬燵の中で一酸化炭素中毒で死んでたそうだ。
雪国+ど田舎では、寝落ちは死を意味する。
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