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2021年01月09日21:56

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(2016年)9/25〜26 ブールマン,総武快速

さて,(2016年)9月25日(日)は成城学園前ブールマンで昼下がりのフジツボです。

フジツボライブは15時開演でしたから,札幌勤務だった当時であれば21時頃まである新千歳便で帰ることは可能だったかもしれませんが,先述のように月曜日に休暇を取得してゆっくり帰る日程にしていました。

ブールマンはまだ道南にいた2014年3月,ハンドリオンの2ndアルバムレコ発ライブを主目的に上京した旅以来,2年半ぶり2度目でした。

初ブールマンの時のオオフジツボで覚えているのは,八戸の種差海岸と震災に思いを致して壷井さんが作られたShrine,Temple hous and the Grassを初めて聴いたこと,20時と遅めの開演だったところ,オオフジツボのいつものペースでライブが進み,終演して藤野さんが時計を見てアッとお声を上げた時には23時になっていたことなどです。電車の関係で急いで退店し駅に急ぐお客もありました。

私も都心の宿までけっこう距離がありましたが,終電まではまだ1時間くらいあってそんなに焦らなかった記憶です。

その後,お店が続くかどうかといった時期もあったようなのですが,存続が決まった時の記事に北海道御出身で札幌での親子展の時に香聡庵のみかさんが御紹介されていたサジヒロミさんがいいねと付けておられたということがありました。

この日に訪れるのはブールマンのみ。2年半前の時は探し当てるのにけっこう迷った記憶もあったので,早めに成城学園前まで来ました。お昼時だったので,ブールマンのお隣にあるきらくというお店でラーメンを食べたところ,北海道から配送を受けているというこしの強い縮れ面で,違和感なく食べることができました。あまり本筋と関係ありませんが,ここにも北海道つながりがありました。

壷井さんと藤野さんのフジツボ名義のライブがこの頃何度かあったような気がします。お二人は現在までオオフジツボはもとよりソロなどでも関わられていますが,しばらくフジツボ名義のライブは催されていないように思います。

古くから様々に御一緒されてきた壷井さんと藤野さんですが,duoは2013年9月が初だったのはなかったでしょうか。オオフジツボ東北ツアーのさなかの期せずしてのフジツボでした。

太田さんのお母様が亡くなられて1日だけツアーを抜けられたため,その夜は急遽のフジツボとなったのでした。長距離運転の後,深夜までカラオケボックスで二人編成への音合わせをされた壷井さんお顔は紙のように真っ白になっていたとか。

温かく迎えてくれたお客に対し,藤野さんの心にはトゲのように残ったものがあったといいます。必ずや3人でもお伺いしますと。

当時道南にいた私は,このツアー最終日の八戸を日帰りで訪れ,ツアーに復帰された太田さんもお見かけしました。あれから7年,その後も東北ツアーは行われてきましたが,トゲは払拭できたでしょうか。

ただ,この日のブールマンでも言及があったように,フジツボはオオフジツボから太田さんを引いたというのではなく,全くの別ユニットということなのです。藤野さんは様々な方々と御一緒されたりユニットを組んでおられますが,東京を離れてからは機会が限られてしまっていますから,この日に目にする機会が得られてよかったです。

藤野さんは,壷井さんのヴァイオリンを得たことで,アコーディオンで表現したかった心象風景が形になってきたとお書きになっていました。特にオリジナルの三部作などオオフジツボでの地の曲のような叙景でもなく抒情とも少し違う新しい世界を垣間見ることができました。そうしたことを踏まえて今思えば,フジツボのライブのテイストは,壷井さんも深く関わられた後の藤野さんのソロアルバム『秋の光』に通じるものがあった気がします(オオフジツボで言えば「紫陽花の庭」,「優しい闇」,kiokuにあたりが近いような…と当時書いたものにあります。まだまだこれから突き詰められていくのではないかという気がして,北海道からでは難しくはあるものの見守りたいとも。

壷井さんに関しては,軽妙なMCや洒脱な曲の印象もあるけれど,上述のようなエピソードやShrine,Temple hous and the Grassの曲調からは,ものごとに向き合う真摯な態度が伝わってくるのでした。

9月26日(月)は,特に催しはなく,帰るだけの1日でした。
そうした時は,もと住んでいたことのある稲毛や手前の津田沼を総武快速で訪れるのがいつしかならいになっています(最初は稲毛まで足を延ばすことはなかったのですが,震災後の2011年春に2年ぶりで降り立ってからは,けっこう再訪するようになりました。途中かつての乗換駅の錦糸町で下車して当時はなかったブックオフ錦糸町店に立ち寄ったすることもあります。)。

稲毛駅近辺では,髪が伸びたタイミングであれば当時通っていた理髪店で散髪したり,多田屋稲毛店を覗いたり,マルエツの中の当時はなかったブックオフ稲毛店に立ち寄ったり,稲毛駅の商業施設ペリエのオランダ家で職場への土産を買い求めたり。時間調整が必要であれば当時も入ったことのある駅前のネットカフェに入ったり。

津田沼駅近辺では,南口モリシアのブックオフ,ヤマダ電機,丸善などを回り,津田沼駅舎とつながっているホテルメッツ階下のくまざわ書店など経由し,北口ではパルコを経由して少し歩いて昼食に九十九ラーメンを食べて羽田に向かうことが多いです(専門書などは置いていなかったものの,BOOKS昭和堂も,22時台までやっていたので,仕事が遅くなり都内の書店が閉まったときなど立ち寄ることがありました,こちらは2018年に閉店してしまったようです。因みにもっと遅くなった時には船橋駅近くに23時台までやっている書店がありました,)。

九十九ラーメンは金曜の夜に立ち寄って晩飯にするのがいつしかならいになり,途中から毎週ほぼ欠かさず通ったと思います。値段は高めだった気がしますが,本社勤務の忙しい日々の自分への御褒美にと。人気もあったのか,金曜の夜だと宴会帰りのお客などが列をなして順番を待っていることも多かったです。

広く展開していた時期があったようで,かつては札幌の狸小路や函館のベイエリアにも店舗があって,道央勤務や道南勤務の折に食べたことがありますが,現在は首都圏の飯田橋,恵比寿,津田沼だけのようです。

ベースはとんこつスープなので,基本は九州系統のラーメンなのかもしれませんが,麺の色や太さや縮れ具合,みそ味のスープの味わいなど,北海道で食べてきたラーメンと違和感がなく,毎週おいしくいただいていました(チーズラーメンのチーズは北海道の花畑牧場産のものが使われているとのことです。提供数に限りがあり,金曜の夜には切れていることも多々あったので,そのときは同じ味付けのチャーシュー麺系統を食べていました。)。

この時ではなく、まだ道南にいた頃の旅の最終日だったようなのですが、津田沼丸善ではアイルランドフェアが催されており,ティンホイッスルなども売られていたことがありました。アイリッシュミュージック愛好者たるもの,ホイッスルの1本も持っていなければという漠然とした思いがあったため,こういう時に入手すればいいのかなと思ったのですが,旅の最終日は,宿を引き払って重い荷物を携えていることが多く,新たな買い物には心理的なブレーキがかかりがちでした。

この2016年に至るまで機会がないままだったのですが、ティンホイッスルは,3年後の2019年に室蘭の勝光寺でHAMの皆さんから購入することになります。

2週連続の旅は一段落し,10月は再び北海道での日々となります。


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