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2021年01月07日23:40

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西洋人にとって芸術とは何か?

 1月4日西宮芸文にジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラのコンサートに行ってきました。プレトークで作曲家三枝成彰が出てきて「西洋人のとって芸術とは人と違うことをやることである」「人のウケは関係ない」「彼らにとって能、文楽などは芸術ではなく、伝統芸能である」と言って、芸大時代に見た(聴いた?)オノ・ヨーコのピアノの中に入るパフォーマンスを例に挙げていました。
 確かに西洋音楽の歴史、ヨーロッパのオペラの演出の歴史などにはそうした精神を感じます。ふだんプレトークは聞かないのですが、この日は面白かった。三枝氏もしばらく見ないうちに老けましたね。出てきたときは、風采のあがらないオッサンなので事務局の人かと思いました。
 プログラムはヘンデル:水上の音楽、モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番(ピアノ:仲道郁代)、ベートーヴェン:交響曲第7番。指揮は大友直人。特にベト七は三枝が言う「血わき肉躍る」演奏でしたわーい(嬉しい顔)
 平日4時半開演にもかかわらず会場はほぼ満員。このようなご時世にもかかわらず、このホールの集客力は大したものです指でOK


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