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2021年01月04日20:18

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昨年2020年に読んだ本のベスト作品

映画に引き続き、例年どおり昨年読んだ本のベスト作品を選んでみました。
昨年は雑誌や専門書以外に29冊読み、昨年に比べてやや増えています。コロナ禍で、でかけることが少なくなったことが関係しているかもしれません。

本との関係を振り返ると、
・プルースト「失われた時を求めて」を完読したこと。新訳で読んだので、読み終わるのに6年かかりました。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1975147024&owner_id=7369308
・新刊をほとんど読まないこと。書評を読んで気になった本は本屋で手に取りますが購入に至らず、購入は古本屋がほとんで新刊は図書館で100人待ちとかで気長に待ったりしています。
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・東京の古本屋に行かなくなったこと。年に数回出張の帰りに神田神保町の古本屋街に行っていろいろ買っていましたが、昨年はそれがゼロになりました。
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・緊急事態宣言で市内の古本屋が休業になったこと。古本は趣味だから本屋と違って閉店となってしまいました。どれだけ大切な空間だったか実感しました。
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・それでもコロナ禍の前に文学関連の記念館に行けたこと。黎明期のフランス文学者である鈴木信太郎の書斎を使った記念館に行くことができました。
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昨年は冊数がそれほど多くないので印象に残った本を読んだ順に5冊リストアップしました。日記で取り上げた作品はリンクも載せました。

1. 「失われた時を求めて」14巻目(仏:マルセル・プルースト)
2. 「荷風随筆集」(日:永井荷風)
3. 「幼年期の終わり」(英:アーサー・C・クラーク)
4. 「蜜蜂と遠雷」(日:恩田陸)
5. 「ショスタコーヴィチとスターリン」(米:ソロモン・ヴォルコフ)


「失われた時を求めて」最終巻14巻は最終巻にもかかわらずあまりにも短く、読み終わるのが惜しい気持ちで一杯でした。最近は少しずつ再読を始めてします。
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「荷風随筆集」は一昨年から続いている永井荷風ブームで読んだ作品です。その他にも「断腸亭日乗」や「濹東綺譚」を読みました。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974442559&owner_id=7369308

「幼年期の終わり」はNHKの『100分de名著』で知り古本屋で購入しました。想像を超えた世界観に圧倒されました。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1975537051&owner_id=7369308

「蜜蜂と遠雷」は妻の職場で借りてもらって読みました。それぞれの演奏者の描写が素晴らしく、演奏会で選んだ曲をスマートフォンで聞いています。
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「ショスタコーヴィチとスターリン」は高校生からのショスタコーヴィチのファンとしてとても面白く読みました。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1976955788&owner_id=7369308

次点として宮下奈都「静かな雨」がとても印象に残っていて、日記では書いていましたが、リストアップできず残念です。
今年は目標30作、長編を久々に読んでみたいです。


写真左:「失われた時を求めて」14巻目
写真中:「幼年期の終わり」
写真右:「蜜蜂と遠雷」
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