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2020年12月31日22:19

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宇宙幻想

今年最後の1曲は冨田勲先生1978年のアルバム『宇宙幻想』のオープニング組曲「スペース・ファンタジー」です。
冒頭と最後にシュトラウス「ツァラトゥストラはかく語り」を持ってきたのは明らかにキューブリック「2001年宇宙の旅」の影響なのでしょうが、間にワーグナーの「ワルキューレの騎行」と「タンホイザー序曲」を挟んだ理由を、最近知りました。
町山智浩がフランシス・コッポラ「地獄の黙示録」を解説した動画で。
冨田先生のシンセサイザー版『惑星』を聴いたコッポラが「地獄の黙示録」の音楽を依頼したというのです。
それはレコード会社の契約で実現しなかったのですが、『惑星』のオープニングの「火星」は劇中で残っています。
それで、自身のアルバム『宇宙幻想』に声をかけてくれたコッポラに敬意を表して冨田先生は「ワルキューレの騎行」を入れたのではないか?」と。


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