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2020年12月30日01:05

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重政先生の新刊が出ました!

 ちょっと報告が遅れましたが、私が大学時代お世話になりました重政隆文先生の新刊

『映画「評論家」不満』(阿吽社、1800+税円)

 が12月25日に発売されました! 
 誰にもまったく読まれていない私のmixiですが、ささやかながら宣伝しておきます。

フォト


阿吽社HP
http://aunsha.co.jp/%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%80%8C%E8%A9%95%E8%AB%96%E5%AE%B6%E3%80%8D%E4%B8%8D%E6%BA%80/

紀伊国屋書店HP
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784907244422

 先生の前著『映画「評論家」未満』はいわゆる職業映画評論家以外の、つまり映画評論で飯を食べていない著名人などの書いた映画本を斬ってました。もちろん面白いことは面白いのですが、ただ私は読んでいて「これって弱い者イジメじゃないか?」と時々思うことがあったんです(スミマセン)。
 ところが今回はついに! 堂々と(?)プロの本職映画評論家をメッタ斬りなんですよ! 蓮實重彦、四方田犬彦、中条省平、阿部嘉昭…といった映画評論界の権威から始まり、最近の町山智浩、柳下毅一郎、宇多丸、菊池成孔、春日太一までまさに縦横無尽。もちろんただ斬るだけでなく、ちゃんと真剣に映画と向き合っていると思われる映画本にはキチンと評価。さらに近年DVDやネット配信が映画評論・映画研究の中心を占めてきているアカデミズム問題にも言及。このあたりは容赦なし! とにかく映画が好きで、映画書や映画ジャーナリズムまでチェックしている映画ファンは必読の本です。もう読まない理由は見当たらないくらい!
 ちなみに前著『映画「評論家」未満』と一緒に並べるとこんなイイ感じになります(笑)。

フォト


 前著もまだ在庫があるようなのでよかったらどうぞ!

 本書は、知る人ぞ知る、大型書店でしか見たことがない(こらこら)映画季刊誌『映画論叢』(国書刊行会)52号(2019年11月)掲載ぶんまでを収録したもの。今も先生の連載は続いているので、読んだ人はさらに書店でチェックだ。最新55号で取り上げているのは二階堂卓也だよ。

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