mixiユーザー(id:42625996)
2020年12月23日23:40
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天使たちの戦場��
天使たちの戦場��
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オペ室でのエピソードは数え切れない程あるが一つだけ。
仕事にも慣れて来たある日。
土曜日にまたボクの名前が張り出された。
土曜日は半日でオペの数も少なくてその日も一例だけだが、よりによってまたボクの名前が。
患者さんの年齢は17才、病名は乳がん。
一緒に見ていたバイト仲間から声が上がった。
話は変わるが、普段月曜日から金曜日には顔を見せないのに土曜日だけ出て来る看護婦さんが何人かいた。
この土曜日、指導してくれたのはその中の一人、Kさんだった。
Kさんはたくさんいる看護婦さんの中でも、綺麗と言うか可愛いと言うか悠然と落ち着いていると言うか、今振り返ってみても女王様のような歩き方だった。
聞けばKさんはまだ正看護婦ではなくて普通の日は学校に通い土曜日だけ病院で実習していたらしい。
正看護婦たちを尻目に堂々とした立ち振る舞いだった。
17才の乳がんの患者さん。
普通はものすごい太い鋭利なメスを使うが、この日は細いメスを使った。
そして患部を採取したのか、すぐ〆にかかった。
手術終了時、傷口を塞ぐことを〆ると言っていた。
〆る時の糸も傷口が残らないような本当に細い糸だった。
手術が終わってから聞かされた話によると今日の患者さんは某大手菓子メーカーの社長のお孫さんだったそうだ。
あ〜なるほど、他のオペは入れない極秘のVIP待遇だったのだ。
Kさんとはこれを機会に話すようになり、ある日デートに誘われた。
Kさんは最近活躍している永野芽郁に似ていた。
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オペ室でのエピソードは数え切れない程あるが一つだけ。
仕事にも慣れて来たある日。
土曜日にまたボクの名前が張り出された。
土曜日は半日でオペの数も少なくてその日も一例だけだが、よりによってまたボクの名前が。
患者さんの年齢は17才、病名は乳がん。
一緒に見ていたバイト仲間から声が上がった。
話は変わるが、普段月曜日から金曜日には顔を見せないのに土曜日だけ出て来る看護婦さんが何人かいた。
この土曜日、指導してくれたのはその中の一人、Kさんだった。
Kさんはたくさんいる看護婦さんの中でも、綺麗と言うか可愛いと言うか悠然と落ち着いていると言うか、今振り返ってみても女王様のような歩き方だった。
聞けばKさんはまだ正看護婦ではなくて普通の日は学校に通い土曜日だけ病院で実習していたらしい。
正看護婦たちを尻目に堂々とした立ち振る舞いだった。
17才の乳がんの患者さん。
普通はものすごい太い鋭利なメスを使うが、この日は細いメスを使った。
そして患部を採取したのか、すぐ〆にかかった。
手術終了時、傷口を塞ぐことを〆ると言っていた。
〆る時の糸も傷口が残らないような本当に細い糸だった。
手術が終わってから聞かされた話によると今日の患者さんは某大手菓子メーカーの社長のお孫さんだったそうだ。
あ〜なるほど、他のオペは入れない極秘のVIP待遇だったのだ。
Kさんとはこれを機会に話すようになり、ある日デートに誘われた。
Kさんは最近活躍している永野芽郁に似ていた。
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