…正午まで、アルバイト。
帰ってすぐに、自由が丘の三井住友銀行で野暮用を済ませ、TSUTAYAに寄る。
帰宅後、DVDでダニエル・マン監督の「愛しのシバよ帰れ」を観ました。
☆「愛しのシバよ帰れ」(1952)監督 ダニエル・マン 出演 バート・ランカスター、シャーリー・ブース、テリー・ムーア、リチャード・ジャッケル、フィリップ・オウバー、ウォルター・ケリー、リザ・ゴルム
ドク・ディレイニーとローラは学生時代に妊娠して結婚したものの子供は流産してしまい、その後子供にめぐまれなかった中年夫婦。
青春の思い出だけに浸る妻、結婚によって医学の道を閉ざされアルコール依存症に陥り、治ってやっと1年の夫。
彼らのところに下宿した女子学生とそのボーイフレンドの恋愛騒動をきっかけに夫婦は現実を見つめ直そうとする……。
原作は、「草原の輝き」「ピクニック」「バス停留所」などで有名なウィリアム・インジによる同名戯曲。
ブロードウェイで舞台女優として活躍していたシャーリー・ブースの映画デビュー作であり、第25回アカデミー賞主演女優賞を受賞しました!
タイトルの“シバ”は、数ヶ月前に姿を消した、妻のローラが可愛がっていたワンちゃんの名前であります。このワンちゃんの名前が戻らぬ青春を表しているのです。
監督のダニエル・マンのデビュー作品でもあり、この後に「バラの刺青」「バタフィールド8」などを作ります。
…昨日観た「芝生は緑」に引き続いての舞台劇の映画化です。「芝生は緑」のような喜劇ではなく、“アルコール依存症”をテーマにした、かなりシリアスな内容です。
やっぱり会話劇って、いいですねぇ。好きですわ。
バート・ランカスターも安定の演技力、そしてそれ以上にシャーリー・ブースの芝居が凄いッ!
…彼女はアカデミー賞主演女優賞を取った後も、ほとんど映画ではなく、舞台が活動の場だったようです。
『神よ 変えられぬ事を 受け入れる心と
変えられる事を 変える勇気を与えたまえ』
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