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2020年12月13日17:24

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2020-12-12 三條

 家の女連は一宮市へ買い物。
 息子と自分の野郎連は昼になり、さて何を食べようかと考えて、息子と二人ならちょっと遠くのラーメン屋でもOKだな、と家を出た。
 久しぶりに家系を食べようかと思って岐阜市長良の「稲葉家」か六条の「英」か、はたまた各務原市三池の「道三家」か、と迷っているうちに考えが変わり、いっそ久しぶりなら笠松の「桜ラーメン」で白味噌でも食うか、と考えて21号バイパスを走っているうち、「そうだ、「三條」を息子に食わしてやろう。」と思いつき、「焼豚ラーメンの「三條」へ行くか?」と訊いたら即座に了解の返答。
 「三條」はラーメンムック本の記事を読んで1回行ったことがあるきりで、随分と行かなかったのだが、行ってから暫くして名古屋のTV局の番組で紹介されると物凄い数の客が来店して行列が酷くなってしまったとの情報が入ったから、しばらく行くのを躊躇っていたが、あれから時間がたったことだし多少は楽に入れるかと考えて今回行ってみた。
 何しろ1回しか行ったことが無いのでナビに案内させて到着する。以前行った時は気づかなくて駐車場が少ししかない入りづらい店だと思っていたが、今回行ってみると店がテナントとして入っている建物の奥に何台もおける駐車場が有った。
 時刻は12時30分ころだったが、待ち客は意外と少なく、自分達は3番目。以外に思ったのだが、直ぐにそれは客の回転が速いからだと分かった。
 自分達が待っていると次々と客が店から出てくるので、さほど待たずにコールされて店内のカウンターへ案内される。
 相変わらず綺麗とは言い難い店内だが、厨房に男性3人が入り調理を担当して、客のあしらいや配膳は2名の女性が担当していて、店の規模の割に店員が多い。
 今回は焼豚ラーメンの大盛を注文したが、途中で他の客が何人か「肉盛り」と注文している。一体何かと思ってカウンター越しに調理中の男性店員に訊くと、プラス300円で肉を大盛にできるとのこと。
 注文を「大盛の肉盛り」に変更可能かと訊いたら可能とのことで急遽変更する。カウンター上段に置かれたコップを取り、ピッチャーの水を自分で注いでしばし待つ。
 カウンター内では肉を炙っているのだろう、男性店員が2人ががりでバーナーを使っている。ここはラーメンの他に「半チャン」があるのだが、一人前のチャーハンがメニューに無いので、「半チャン」で物足りない客は「半チャンの大盛」という注文をするのが面白い。
 しばし待ってからカウンター越しに渡された「焼豚ラーメンの大盛の肉盛り」はムック本に紹介された写真のとおり、丼の上面を焼豚のスライスが覆い尽して、縁から垂れ下がっている。焼豚はタレの色が全面に染まり丼全体が飴色となっており、少量載せられた炒めたニラの青味が際立っている。
 スライスした焼豚の上に刻んだ焼豚も乗っかり、目に入る全てが焼豚という感じで、麺やスープが見えない。焼豚を箸でどけてから麺を引きずり出す。スープは意外中の以外であっさりとした醤油味で殆ど透明(かといって透き通ってはいない)。麺は中細縮れ麺でこういったスープにはよく絡んで麺とスープの一体となった感じを楽しませてくれる。
 一番の売りにするだけあって、焼豚は表面だけでなく肉全体にしっかりと味が染みており、こういうタイプに有りがちが「パサパサ感」はない。かと言って7肉全体の脂身感は強くなく、程よい脂肪と濃いめのタレの味があっさりスープにインパクトを与えている。
 麺、麺、スープ、肉、スープ、肉、といった感じで食べ進めると大盛の麺でも簡単に胃に入ってくれる。カウンターやテーブルには胡椒や辛味味噌などの薬味は一切無いので徹頭徹尾同じスープの味となるから、インパクトが欲しい人はトッピングの「ニンニク」を頼むと、炒めたニンニクが5〜7粒提供されるので、それをスープから出して食べると良いが、これをすると胃腸の弱い人間は胃痛を起こす。息子は若いだけあってチャーハンに「ニンニク」と入れて提供してもらっていたが、自分は年齢から言って冒険は避けた。
 店内には「ベトコン皿」という、モヤシとニラとニンニクを炒めた一品もあり、他の常連客でこれを頼んでラーメンに載せていたので、そういうこともアリのようだ。
 結局、麺を食べきっても焼豚が2〜3枚残ってしまったので、あっさりスープを啜りながら頬張って肉の食感を楽しんで終了。ご馳走様。
 
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