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2020年12月12日00:46

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これで沈まない訳がない

「セウォル号沈没事故」から6年――韓国映画『君の誕生日』が描く、遺族たちの“闘い”と“悲しみ”の現在地
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=61&from=diary&id=6339860


あんな船、沈んで当たり前だろう。


・出航予定時刻に濃霧で100メートル先の視界も確保できない中、状況が改善しないままでの出航(後に賄賂を渡して強引に出航許可を得た事が判明)


・船の改装時に旅客スペース部分を増築したことによって重心が高い部分に集中していた


・利益を高める為の過積載、そして過積載による船の喫水線の上昇を誤魔化す為にバラスト水(船体を安定させる為の重り)を放出、これにより船体がトップヘビーになった。(解りやすく言えば、浴槽に洗面器を浮かべた状態で板を重ねていくと、板の枚数が増えるにつれて不安定になるようなもの)


・セウォル号の船長は正規の船長ではなく代わりの船長で、副船長に至っては入社して間もない新人


・事故発生時には潮流の早い危険水域を進んでいた。一等航海士が担当するような危険海域にも関わらず、未熟な三等航海士が担当してしまった。


上記の結果船は転覆した。


転覆後の出来事


船長は船員に救命胴衣の装着や救命ボートの用意を命じる事もなく、一般人のふりをして乗客を置き去りにして脱出した。


乗客は正常性バイアス状態に陥り、脱出を考えるどころか船内に留まってしまった。


海洋警察(日本であれば海上保安庁にあたる組織)は船内から這い出てくる人間を救助はしたものの、船内へ救助活動に入らなかった。(これには沈没する船舶からの救助訓練を1度も行った事がないという情報もあった)


そもそも海洋警察には人命救助に使えるレベルに泳げる人間がほとんど居ない。


潜水士を擁する救助隊が釜山の1ヶ所にしか居らず、現場海域到着が沈没後2時間以上経過した後だった。


これらの点から見ても転覆事故は起こることは容易に想像できるし、乗客にも多くの犠牲が出るのも明白だ。



日本の場合は全国11の管区に潜水士が居る他、機動力を重視した機動救難士が全国8ヵ所の航空基地に待機、更に羽田には高度な救助を担当する特殊救難隊がある。また、自衛隊の救難隊が全国10ヵ所にある。
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