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2020年12月05日21:17

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2020-11-28 グリルあかつき

 岐阜市図書館に用事があり、昼はブッフェレストランへ行くという家族と別れて単独で来た。晴れた昼間なので、こういう時はスクーターで来ることが多い。
 今日は久しぶり、というか、前回この店に来たのはほぼ1年前。随分、間をおいてしまった。もっと頻繁に来るつもりだったのだが。
 前回はポークソテーと蟹クリームコロッケのランチメニューを食したが、今日の黒板に書いてあるランチは鮭のソテーにクリームコロッケとあった。
 クリームコロッケは美味しいのだが、前回もコロッケを食べたので、ここはひとつ、サービスランチでないものをと考え、黒板の「今日の定食」メニューやらテーブル脇の紙メニューを見て考える。
 ここは単品でも1,000円超えのメニューが殆どで、あまり高いのは頼めないのだがまあ1,500円程度なら、と考えてメニューを眺める。
 単品に200円で白飯、50円で味噌汁を付けることができるので、どのアラカルトメニューでもでも定食にできてしまうのが面白い。
 あれこれと考えて、どれも美味そうなんだがなーと考え込んでしまって、もう一度黒板のアラカルトメニューを見直した。
 ふと、「カキフライ」の単語が頭に残り、こういうグリルのカキフライは大体肉厚で火のと押し加減も丁度良いだろうし、タルタルソースも自家製だったりするから面白いかも、しかしタルタルソースでは飯のオカズには遠いしな、かといってウスターソースでは下品になりかねないしなー、と考えていたが、そもそもこういった個人経営のグリルでカキフライなんぞは食べたことが無いのだ。
 いつもカキフライはスーパーの総菜コーナーで買った火が通り過ぎてパサパサになったものか、カキの身が小さすぎて衣に飲み込まれてしまい、どこに身があるのかわからず、しかも揚げてから時間がたって、カキの身とコロモが一体化してしまったようなもとしか食べていないのだ。ここは一発本式のカキフライを食べてみようではないか、と注文。
 200円に50円プラスで白飯を大盛にできるので、もちろん頼んた。味噌汁も。
 暫く水を飲んでまっていると、ドーンと皿に盛られた白飯と、カキフライの皿が到着。小ぶりの椀に入った味噌汁も。
 そして、相変わらず、白い紙ナプキンに包まれ紙止めに爪楊枝が刺してあるナイフ・フォークのカトラリーと、先を袋に入れられた割り箸がセットされる。
 カキフライは全部で五つ。レタス、トマト、縞目に皮が向いてあるキュウリのサラダにもたせ掛けるような感じで並んでおり、その一部にはやはり自家製と思われる、緑のピクルスの欠片が見えるタルタルソースがたっぷりかかっている。レモンも絞りやすい櫛形に切られて置かれている。
 レモンをサッと絞り、ナイフとフォークを手にする。今日は箸の出番は無し。ナイフの刃をカキフライに入れる。思ったよりナイフが良く切れてサクッとカキフライが分断できる。このとき、カキから肉汁(と言えば良いのか?とにかくエキス)が出てしまうかもと危惧したが、それ程でもなかった。
 さすがにグリルだけあって、熱々のカキフライでも中まで火が通り過ぎることはなく、かといってコロモからカキの身が剥がれ落ちるような不細工なこともなく、丁度良い加減でフォークに刺すことができる。
 フォークに刺したカキフライにたっぷりのタルタルソースを擦り付けて食す。うん、カキの内臓の磯臭い香が鼻に抜けて行く。そしてタルタルソースの丁度良いショッパさと酸味が何とも言えず調和をもってカキフライに纏わりついてくる。
 これに、軽く食卓塩を振りかけた白飯が合うので、思わずフォークで2度3度と掬って口中に放り込む。
 カキは5個なので白飯との配分を考えて食す必要がある。そしてタルタル以外のソースでもカキフライを味わってみたくなって、最後から2個目にはウスターソースを掛けて食べてみるが、やはりタルタルソースの方が相性が良いみたいだ。
 合間合間に野菜サラダと味噌汁で口中をリセットして食事を楽しんだ。そして食後にはコーヒーを出してくれる(セットに付いてくるようだ)。
 量もあり、味も良く、大変満足してご馳走様
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