「自然体を撮る」 の 話
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簡単なようで、自然体をいい感じに撮影するっていうのは,
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一番むずかしい気がします。
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「ある程度、演出しないと逆に自然に見えないパターン」
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「カメラがあると、自然のままにできないパターン」
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で。
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「いい感じに思える自然体を見つけるむずかしさ」
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というのもあるように思う。
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「そこにカメラがあるっていうことを、
見ている人が忘れてしまう」
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これが
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「自然体に見えるものをいい感じで撮影する」
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重要なポイントかも知れません。
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篠山紀信さんの写真のすごいとこは、
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白バックの肖像画のようなアングルの写真でも
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その人の人間性まで見えてくる説得力というか
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チカラがあって。
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そんな一瞬を撮影できるのは、
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篠山紀信さんと被写体との関係性もとても重要なんだろうなと。
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赤ちゃんを見る母親の表情は、
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自然に母性にあふれて、見てる方も笑顔になれる。
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写真や映像には、それを撮る技術よりも、
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たぶん、撮影者その人と被写体の方が、
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今までどう生きてきたかとか
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その関係の形が、絵ににじみ出てくるんでしょうね。。
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ニュースで見る犯人の顔が、
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いかにも「犯人」に見えるように。。
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