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2020年11月28日10:56

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2020-11-27 五右衛門(名古屋市)

 下の娘の受験会場へのルートの下見に名古屋ドームまで。
 高速を使わないで一般道のみで名古屋市内へ足を踏み入れるのは久しぶりで、緊張しまくりで肩が凝ってしまった。
 名古屋ドームについてから、一旦道を引き返し、今度は高速を使用してのルートの確認をした。
 が、今度は高速の分岐を間違えてしまい、慌てて高速を降りる破目に。また高速入口まで一般道を戻り(この戻る時点で方向を変えて高速入口へ入るところまで脇道へはいってしまったのが失敗で、随分、ウロウロとしてしまったが)、再度高速へ入り分岐を間違えずに行って今度は無事ドームまで到達。
 朝7時に食パン1枚と味噌汁の朝食を摂ってから何も食べずにこの時点で午後3時30分。さすがに空腹で、最初は名古屋の美味しいラーメン屋でもと考えていたのだが、とてももう余裕もなく、また名古屋市街地のラーメン屋は駐車場が無い店が多い。
 余裕が無くなっていたので、もう何でもよく、ただ夕飯時にまで腹持ちが良いものは食べたくないから、何か軽いものと思ったら、目の前にスパゲティ専門店の「五右衛門」が。
 この店は箸で食べるスパゲティ(パスタではないのが好き)なので食べることがお気楽にできる。
 が、メニューをのぞくと概して1,000円超えばかり。そうそう裕福な懐ではないので帰りに晩酌用の酒とつまみを買う資金を保持しようと思うと高いものは食べられない。
 と、メニューにタコのペペロンチーノ(税込1,000円)とある。まあ、他にも明太子などは1,000円以下で有ったが、多少珍しいものということで、注文。
 トイレへ行ってから水を飲みつつ待っていると、蕎麦猪口みたいなのが置かれた。「スープです。」と言われたが、中には5ミリ程度にカットされた豆腐(器用だね)と刻まれた三つ葉と思われる菜の欠片が。
 すすってみると、出汁が良く効いた薄味の和風澄まし汁。今は疲れているからもう少し味が濃いめの方が良かったが、普通ならこれで美味しいスープだ。スープが付くことを知らなかったので、嬉しい誤算だ。
 としているうちにスパゲティ到着。タコの足の薄切りが何枚も入っている。真っ赤な鷹の爪が一本、まるっと麺の上にのっている。刻んだのも麺の中に混ざり合っている。
 ガーリックの匂いが食欲を嫌でもそそるので、早速箸を抜き取り、麺をつまんで啜りこむ(啜るのはパスタを食べるマナー違反なんだろうが、箸で食べるなら、どうしても啜りたい。)と、塩気の効いたガーリックが麺と一緒にガツンと口の中を襲う。細かく刻まれたガーリックがオリーブオイルのせいもあり、ヌルヌルと麺に絡まるから味の濃淡が無く均一化された塩見が続く。
 うん、美味い。思わず心でつぶやいて箸を動かし続ける。
 麺は案外に具合が良く茹っており、固くもなく、茹ですぎてもなく、口の中でプツプツ歯で噛み切る感じが心地良い。
 タコとオリーブオイルはマンガ「美味しんぼ」でシシリア(だったか?)出身のオペラ歌手が「ソウルフード」だと言った位に相性が良いのだろう。ペペロンチーノに良く合い、シコシコした歯応えが食べることを楽しませてくれる。
 最後に残るガーリックの欠片とオリーブオイル、これバゲットが何かで拭って食べてしまいたいくらいだが、残念、バゲットは無い。無念だが残さねばならない。
 オリーブオイルにまみれた口をスープの残りでサッパリと流して、ご馳走様。
 空腹で凹んでいたけど、これで気力を取り戻して、無事帰宅。帰りにイオンで焼き鳥と日本酒のパックを買って帰り、晩酌を楽しむことができた。
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