461個のおべんとう・罪の声・魔女見習いをさがして観てきたよ

いかん、観てから半月経ってしまった。

■461個のおべんとう
離婚後息子と二人暮らしになった父親が、息子の高校3年間毎日お弁当を作る話です。なんというかきれいで毒の無い世界で、もの足りませんでしたね。薄い感じ。

■罪の声
1984年に起こった犯罪を掘り起こす新聞記者と、当時脅迫分を読み上げさせられた子供の一人が主人公。何が目的の犯罪だったのか、誰が実行犯だったのか……を丁寧に追っていく見応えのある作品でした。冒頭のひっかけはあからさますぎて、なぜ記者はそれで引っ込むんだと気になってしまいましたが。人の善意と悪意の双方を描いた良作でした。

■魔女見習いをさがして
おジャ魔女カーニバルが流れるんですよ。OPでしっとりした編曲のがEDクレジット直前でオリジナルと同じ曲調のが。もうそれだけで涙出てくる……。映画は、幼い頃におジャ魔女どれみを見て育った、19歳(劇中で成人)〜27歳の女性3人が意気投合して、おジャ魔女ゆかりの地を旅するロードムービー……？　いや飯テロ映画……？　やたらとおなかが空いてくる映画でした。子供も向けでは無く、登場人物と同じくおジャ魔女を観ていた大人向けのお話で、証拠としてエピソードがそれぞれ生臭いw　3人それぞれ男性絡みのトラブルがありますし、ヒモ男に預金通帳漁られるけど顔がいいので許してしまう未成年被害者なんて、子供に見せられないYO！　ある意味濃厚な2時間でした。本当に濃いわ。おジャ魔女知らない人には決して勧められません……俺は楽しんだけどね！