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2020年11月17日12:41

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もし宝くじが当たったら

 小学生の生徒から、「もし宝くじ当たったらどうする?」とかなり久しぶりの質問をされました。

 以前はこの手の質問もわりと良くありましたが、ここ最近聞かなくなっており、子供達がお金に対して執着がなくなって来ているのかなと少し思ったりもします。

 正直、宝くじの高額当選は「急に宇宙に連れていかれるようなもの」という感覚らしいので、その時になってみなければ分かりませんが、そもそもだいぶ前から宝くじ自体を買わなくなっているので、極々わずかなチャンスすらありません。

 ただ、仮にそのような大金が入って来たとしても、今の仕事を辞めるようなことはないと思います。

 よく「宝くじ当たったら会社辞めてやる…」という声も聞かれ、私もサラリーマン時代はそんなことを言っていた気もしますが(笑)、少なくとも今はそのような考えはさらさらないということです。

 まずは私自身今の仕事が気に入っていて、塾も不登校支援も自分にしかできないことをやっているという自負があり、それが生きている実感に直結していると思っているからです。

 人間の幸福感は他人からの評価を受けることで得られる部分が圧倒的に多く、私のような年代から仕事を通じて評価が得られなくなれば、いくらお金があっても生きているだけというか、抜け殻のような生活になってしまいます。

 イギリスなどヨーロッパには、今もかつての貴族の子孫などが、生まれながらに莫大な資産を持ち、生涯を遊んで暮らすような人々がいるそうで、レジャークラスと呼ばれるようですが、研究によればそれらの人々の幸福度は決して高くないそうです。

 人間は自分のいる環境をついつい当たり前だと思ってしまうもので、そのことが人生を狂わせることも多いわけですが、恐らくは使い切れないほどのお金があることも、あっという間に慣れてしまうものなのでしょう。

 私は、衣食住についても、服飾品などにはほとんど興味がなく、食べ物もB級グルメをガッツリ食べたい方ですし、家もあまり広いところは面倒だと思っているくらいです。

 また、何かを所有することにもこだわりがなく、車もカーシェアですし、これは私の親世代が所有物を増やしたり、車とか身に付ける物のレベルを上げていくことの豊かさにこだわるのを、子供時代どこか冷めた感じで見ていたことの反動のようにも感じています。

 だから、もし宝くじが当たったとしても、特にこれと言って買うものもなく、まあ少しの休みでも旅行に躊躇なく行くくらいで、仕事を含めて生活はさほど変わらないかなと思います。(ちなみに若い頃から一番お金を使ってきた趣味が旅行です。)

 ただ、使い切れないほどのお金があってもし一つ贅沢を言うのであれば、多くの芸能人とかもやっているホテル住まいというのをやってみたい気がします。

 私は、旅行も好きですが、ホテルに滞在するのも好きですし、元々片付けるのが苦手で、出掛けた後にビシッとお部屋を整えておいてくれるような生活は一番有難いと思うのです。

 そもそも買ってないので当たることはないのですが、もし宝くじが当たったら、都内の高級ホテルを泊まり歩いて、そこから仕事に向かうような生活というのが、まあ理想ということでしょうか。

 今度その質問をした生徒が来たら、そのように答えるつもりです。
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