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2020年11月13日22:29

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ドゥーチュィムニー「「人の心を失っている」辺野古新基地に戦没者の遺骨が混じる恐れ 石灰岩と遺骨、判別困難」

 【糸満】沖縄防衛局が県に提出した名護市辺野古の新基地建設の設計変更について、沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松さん(66)が、本島南部地域からの岩ズリの採取に反対の声を上げている。石灰岩と遺骨は見分けがつきにくく、触ってみなければ違いが分からないため、戦没者の遺骨が混じった岩ズリが使われる恐れがあるという。「多くの住民や兵隊が血を流した土地の石を基地建設に使うなんて、あってはならない」と危機感を強めている。(南部報道部・松田麗香)



 糸満市伊敷の国道331号沿いから30メートルほど脇道にそれた所に、周囲を雑木に囲まれた小さなガマがある。具志堅さんが11日、たびたび遺骨収集に訪れているというこのガマで石灰岩と遺骨の違いを記者に説明した。

 土や石を掘り返すと、万年筆や仁丹入れなど日本兵の持ち物らしき遺品のほか、大腿(だいたい)骨と思われる太い骨や、女性か子どものものと思われる細い骨など、いくつかの人骨が見つかった。

 「この白いかけら、どちらが骨でどちらが石灰岩か分かりますか」。具志堅さんの手のひらにのった四つのかけらは、見た目は石にしか見えないが、触ってみるとそのうち二つはとても軽い。具志堅さんによると、おそらくかかとの骨だという。

 「岩ズリを採取する人たちが、石と遺骨の違いを見た目で認識できるとはとても思えない。防衛局がそこまで分かった上で南部の岩ズリを使おうというのなら、人の心を失っている」と強く批判する。

 「知事や糸満市長に現場を見てほしい。南部にはふるさとに帰れずにいる遺骨がまだたくさん眠っている」。具志堅さんは9月、設計変更申請を不承認にするよう求める意見書を県に提出した。今後、糸満市長にも南部からの採取に反対するよう働き掛けていく予定だという。
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