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2020年11月09日01:38

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かわいい、と言われ続けて……

9月末日、ワラウカドのアイドルとまで言われたナンナが引退しました。

9月15日、9月29日と出走しましたが、両方ともスタートから前につけて、3コーナからジリジリと後ろに下がっていってゴールするという変わらない結果となってしまいました。

ナンナは最初、私の出資候補ではありませんでした。
この年は、セルフィー+シェノンかブロンテビーチを検討していて、ナンナは牝馬2頭の出資になることから、出資にはやや消極的でした。
しかし最初に馬体を見た時に、馬体のバランスの良さと綺麗さに惹かれて、牝馬2頭の出資に切り替えました。
特に馬体のバランスはピカイチに良くて、ハリーさんがオークス狙えると言ったのもあながち嘘ではないなと思ったくらいでした。
その後の調教でもいいタイムを出していて、一時期セルフィーより期待していました。
しかし、レースでは初戦で惨敗が続いて門別へ転厩。そこでも馬券内に入ることはありませんでした。

調教番長気味なところがあったので、スピードはあったと思います。しかし、気性やスタミナが競走馬として戦えるレベルに達していなかったのでしょう。
最後に門別でお世話になった小野先生も気性面について語られていました。
一口馬主を始めてから常に気性の前向きさに悩まされていますが、これはどうすれば分かるのでしょうね。イッツマイウェイみたいに途中から前向きさが消える馬もいますし、永遠に答えが出ない課題なのかなと思う時があります。

とにかく、これでナンナの競走馬生活は終了となりました。
パカパカファームで繁殖牝馬にはなれたので、次はナンナの子供がワラウカドで募集されることを心より祈っています。
お疲れ様でした。
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