理想は「混翼」

■「ネトウヨ VS パヨクの虚しい“宗教戦争”」倉山満×有田芳生、まさかの対談
(日刊SPA！ - 11月02日 08:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=6291139

てーか、本当にくだらねーコラムだよな（呆）、そもそも「思想は宗教ですら無い」のだからさ。

判り易い例では、ヒトラーのナチス党さ。これ、共産党を非合法化して、まるで、「国ごとSM軍団化した」んで、極右と今も見做され、ドイツでは、今も鍵十字の旗やマークは逮捕の対象と為ってるのだけど、実はこの政党は「左」なんだよ。

正式名称は、「大ドイツ社会主義労働者党の略」で、現実に、連中は「貴族制の廃止や、大企業の国営化や、社会保障制度の拡充や、貧困の解決で、８割以上の国民の支持を得て、ナチスは革命とか起さず、民主的選挙で政権を得て、その後の、全権委任法案で、ワイマール憲法を停止させ、ヒトラーに全権力を委ねるか？の投票の結果、彼は独裁者と為り、第一次世界大戦で奪われた領土を求めた結果、第二次世界大戦を引き起こした」ので。

随分前に、手前の日記で書いたんだけどさ、実は、思想を左右で別けても、殆ど意味は無いんだよ。

寧ろ、「横と縦がより正解に近い」のでなあ。

まず、最初に生まれるのは「左」なんだ。

理由は、「今のひでえ社会を、何とか変えよーぜ」とかさ。

だから左翼は、別名「革新」と云われる。だから彼等は、「同志」や「連帯」ってな、「人間の横の繋がりをことさら強調する」んだ。

中国の最高指導者の肩書は、「書記長」って余り偉そーに見えねー肩書に為るのは、そのせいさ。今、香港の言論弾圧と暴動がネットに幾らでも出てるけど、社会主義国家では、「その構造上、党が人民を指導する立場と為る」んだ。

こいつを、幾ら叩いても意味は無いと、手前は捉えてるよ。

存外、彼等の望む「民主化された社会」の正体は、「過去も現在も働いた経験すらねえ、株主配当最優先の、この世の雇用の地獄」じゃねーかな？

・・・所謂「右」ってのは、左への反発から生まれるんだ。なもんで、「反動」や「保守」と、一般には称される。

連中は、その対立軸から、やたら「縦の人間関係を持ち出したがる」んで。曰く、「お父さんお母さん、ご先祖や、天皇陛下を敬いましょう」とかだが。

ま、くだらねーレッテル貼って、誰かを過剰に叩いても、我等の明日は、１ミリも好転しねーのだからさ。