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2020年11月02日10:55

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語学教育あれこれ、ETAホフマン劇場。

あるドイツのサイトを見ていて、Google翻訳を使った。
なんと、スピーカーアイコンをクリックすると英文、独文を読み上げてくれるのである!
今まで、知らなかった!
僕は、喜んで、3回読み上げてもらった。(笑)
僕が中学に入った時、カセットテープで教師から発音や発音記号を習った。
昔日の世界である。
はっきり言って、その教師の発音よりサイトの無料音声の方がよい。笑
そして自分で選んだ文章なので、教科書よりまじめに聴く。笑
なんというか、教師も商売あがったりである。
おそらく僕は知らないが、もっとよい「読み上げサイト」があるに違いない。
(ドイツ語の読み上げは、スピードが遅い)
***
もう僕が教師なら、教え方を変える。
生徒本人に興味のあるサイトを選んで、翻訳させる。
音読させる、暗記させる。
興味のあることについて作文させる。
それで、十分だと思う。
発音記号なんて、地球の裏に捨てたい!!!!
***
ドイツの作家にETAホフマンという人がいる。
日本でいうと滝沢馬琴辺りの時代の作家だ。
この人が活躍した劇場がバンベルクにある。
「牡猫ムルの人生観」Lebensansichten des Katers Murrという作品で有名だ。
クラシック好きにはオフェンバックの「ホフマン物語」の元になった人。(僕はまだ見たことがない。汗)
この人の名前を冠したバンベルクの劇場が超クールなのだ。
写真を見れば分かるように、劇場、舞台にしているわけだ。
これなら、長い小説を読まなくても分かる。
ドイツ人の高校生が自国の作家について知ることができ、語れる。
僕は昔、ドイツの友人に会った時、自分がゲーテ好きであることを伝えた。
彼は、ゲーテの「Der Schatzgräber.」という詩について滔々と語ってくれた。
その人は---今も付き合いのある漫画家なのだが---「どこで知った?」と尋ねると高校の副読本で知ったとのこと。
日本で、漱石について外国人について尋ねられて、スラスラ出てくるだろうか?
僕は彼とそのような教育をふしているドイツを羨ましく思った。
そして一つには、ホフマンのように劇場でやると、長い活字を読まなくても分かる。
滝沢馬琴も、漱石も舞台でやると面白いかもしれない。
坊っちゃんとか猫とか、漱石シアターとかあってもおかしくない。
ともかく、HPを見て、バンベルクのホフマンテアターに行きたい、と思った。
ホフマンの登場人物があたかもディズニーみたいなキャラクターになっている。
ドイツ語が分からなくてもクリックして写真を見るだけでも楽しいと思う。

https://theater.bamberg.de/
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